TREZOR(トレザー)のパスワード(PINコード)は、ウォレット内の仮想通貨やNFTを守るための大切なセキュリティ対策として利用されます。
しかし、このパスワードを忘れてしまうとウォレットにアクセスできなくなり、残高を確認することや送金機能なども利用できなくなってしまいます。
今回の記事では、TREZORのパスワードを忘れてしまった時の対処法を解説します。
コインチェックは、ハードウェアウォレット間のビットコインやイーサリアムなどの送金、入金に対応しているので、口座を開設おくと便利になります。
TREZOR(トレザー)のパスワードとは?
TREZOR(トレザー)のパスワード(PINコード)とは、ウォレット内の仮想通貨(暗号資産)やNFTを第三者からのアクセスを防ぐための重要なセキュリティ機能です。
TREZORは、他のハードウェアウォレットと異なり、2つの暗証番号を持つ非常にセキュリティ性能が高いツールとなっています。
ウォレット内の資産を管理するには、TREZOR Suite(トレザースイート)というアプリを利用することが必須です。アプリに接続した際に、初期設定時に決めたパスワードの入力が要求されます。
これが、いわゆるログインパスワードです。
正しいパスワードの入力に成功することで、初めて自分の資産にアクセスができます。
TREZORのパスワードは、以下の2種類が存在します。
・パスフレーズ(Passphrase)
これらのパスワードを忘れてしまうと、ウォレット内の残高を確認できないほか、仮想通貨の移動やトランザクションへの署名などもできなくなってしまいます。
まずは、2種類のパスワードの役割を覚えておきましょう。
PINコード
PINコードは、4桁から50桁までの数字が設定できます。
一般的な、iPhoneなどのスマートフォンを解除するときに使われるパスコードと同様の役割です。
スマホでもパスコードの解除に成功することで、すべての機能が利用できるようになります。
つまり、デバイスが盗難被害に遭ってしまい、パスワードを知られてしまうとウォレット内の資産が盗まれてしまう危険性があります。
ですので、PINコードも桁数を増やすなどして、できるだけ複雑なコードに設定しておくことが重要です。誕生日や電話番号などといった推測されやすいものは避けてください。
パスフレーズ(Passphrase)
パスフレーズ(Passphrase)は、大文字、小文字、英数字、記号を交えたものが設定でき、より強固なセキュリティにできる機能です。
このフレーズを設定したTREZORは、パスフレーズウォレット(Passphrase wallet)と呼ばれます。
これは、PINコードも兼ね備えたダブルロックウォレットとなります。
PINコードを入力後、さらにパスフレーズが要求されるので、ダブルロックが解除できなければ仮想通貨にアクセスすることができません。
ウォレット内で仮想通貨やNFTを長期保管したい方は、パスフレーズ設定しておくのがおすすめでしょう。
TREZORのパスワードを忘れたらどうなる?仮想通貨を失う?
TREZORのパスワードが分からなくなってしまったからといって、ウォレット内の仮想通貨を失ってしまう訳ではありません。
「ハードウェアウォレット会社が倒産したら仮想通貨はどうなる?」
などのような疑問も多いようですが、
ウォレットで保管している仮想通貨は、ブロックチェーン上にあるため実際には、ウォレット内で保管されているわけではないのです。
どんな状況であっても皆さんの資産は安全に保たれています。
ただし、リカバリーシードが手元になければ資産を復元することができなくなってしまいます。
正しい手順を行えば、資産を取り戻すことができるので安心してください。
TREZOR(トレザー)でパスワードを忘れた・解除できない時の対処法
ここからは、TREZORウォレットでパスワードを忘れた、パスワードが解除できない時の対処法を解説していきます。
パスワードは、初期化することでリセットされます。
ただし、手順を間違えてしまうとウォレット内の仮想通貨やNFTを失ってしまう危険性もあるので必ずこの記事を最後まで読んでから進めてください。
パスワードをリセットする際に必要なものは、以下となります。
・【最重要】リカバリーシード(Recovery Seed)
・USBケーブル
・パソコン
・TREZOR Suiteアプリ
リカバリーフレーズを準備する
リカバリーシードとは、Trezorの初期設定を行った際に作成されます。
このフレーズは、ウォレット内の復元、仮想通貨やNFTにアクセスするためのものです。
他のデバイス、LEDGERのハードウェアウォレットなどでは、シークレットリカバリーフレーズなどと呼ばれています。
初期設定の際に「12単語、18単語もしくは、24単語の英単語」を付属の紙やノート、金属製のツールなどで保管しているはずです。
リカバリーシードが手元にない状態で、TREZORを初期化してしまうとウォレット内の仮装通貨やNFTを失ってしまうので注意してください。
作業を始める前に、リカバリーシードを必ず手元に用意してください。
以下では、実際に対処方法をTrezorのモデル別に解説しています。保有しているウォレットの機種をご確認ください。
Trezor Safe 5での対処法
ここでは、Trezor Safe 5でパスワードを忘れた時の対処法を解説していきます。
注意点もございますので、一つ一つ手順を確認しながら進めてください。
1.リカバリーシードを用意する
まずは、リカバリーシード(Recovery Seed)を手元に用意してください。
リカバリーシードとは、Trezor Safe 5の初期設定を行った際に作成されます。このフレーズは、ウォレットを復元するためのものです。
他のデバイス、LEDGERのハードウェアウォレットなどでは、シークレットリカバリーフレーズなどと呼ばれています。
12単語、18単語もしくは、24単語の英単語を付属の紙やノート、金属製のツールなどで保管しているはずです。
リカバリーシードが手元にない状態で、ウォレットを工場出荷リセットを行なってしまうと中に入っていた通貨通貨やNFTなど全てを失ってしまうことになるので注意してください。
必ず、リカバリーシードが手元にあることを確認してからリセットを行うようにしましょう。
2.Trezor Safe 5をリセット
リセット方法は、以下の通りです。
リセット前には、リカバリーシードが手元にあることを確認しておきましょう。
2.Trezor Safe 5の画面上を指で円を描くようにずっとスワイプしながらパソコンにUSBケーブルを接続(bootloader modeが起動)
3.Trezor Safe 5画面右上の3本線をタップ
4.FACTORY RESETをタップ
注意:リセットを行う前に、リカバリーシードが手元にあるかを確認してください。RESETボタンを押してしまうと、ウォレット内のデータは消えてしまいます。(リカバリーシードのバックアップをとっていなければ復元できずウォレット内の仮想通貨やNFTを失ってしまいます。)
5.RESETをタップ
6.リセットが完了したらUSBケーブルをパソコンか外す
7.再度、Trezor Safe 5をパソコンに接続する
8.Trezor Safe5を初期設定&復元する
TREZORのリセットまでにかかる時間は、5分ほどです。
リセットが完了したら工場出荷時に戻ります。
リセットを行なったら、リカバリーフレーズを利用してウォレットを復元します。
その際に、新たなPINコード(パスワード)を設定することができます。
パスワードは、4桁で設定できますがセキュリティ上、より複雑な8桁や10桁など長めのものに設定することをおすすめします。
誕生日や電話番号などと同じにするのは避けるべきでしょう。
設定したパスワードは、忘れないように必ずノートなどにボールペンで書き留めておいてください。
Trezor Safe 3での対処法
ここでは、Trezor Safe 3でパスワードを忘れた時の対処法を解説していきます。
注意点もございますので、一つ一つ手順を確認しながら進めてください。
1.リカバリーシードを用意する
まずは、リカバリーシード(Recovery Seed)を手元に用意してください。
リカバリーシードとは、Trezor Safe 3の初期設定を行った際に作成されます。このフレーズは、ウォレットを復元するためのものです。
他のデバイス、LEDGERのハードウェアウォレットなどでは、シークレットリカバリーフレーズなどと呼ばれています。
12単語、18単語もしくは、24単語の英単語を付属の紙やノート、金属製のツールなどで保管しているはずです。
リカバリーシードが手元になく、ウォレットを工場出荷リセットを行なってしまうと中に入っていた通貨通貨やNFTなど全てを失ってしまうことになるので注意してください。
必ず、リカバリーシードが手元にあることを確認してからリセットを行うようにしましょう。
2.Trezor Safe 3をリセット
リセット方法は、以下の通りです。
リセット前には、リカバリーシードが手元にあることを確認しておきましょう。
2.Trezor Safe 3の左ボタンを押しながらパソコンにUSBケーブルを接続(bootloader modeが起動)
3.Trezor Safe 3の右ボタン(MENU)を押す
4.Factory Resetにカーソルを合わせ左右ボタンを同時に押す
注意:リセットを行う前に、リカバリーシードが手元にあるかを確認してください。RESETボタンを押してしまうと、ウォレット内のデータは消えてしまいます。(リカバリーシードのバックアップをとっていなければ復元できずウォレット内の仮想通貨やNFTを失ってしまいます。)
5.右ボタン(RESET)を押す
6.Trezor Safe3の画面にチェックマークが表示されたらUSBケーブルをパソコンから外す
7.再度、Trezor Safe 3をパソコンに接続する
8.Trezor Safe 3を初期設定&復元する
TREZORのリセットまでにかかる時間は、5分ほどです。
リセットが完了したら工場出荷時に戻ります。
リセットを行なったら、リカバリーフレーズを利用してウォレットを復元します。
その際に、新たなPINコード(パスワード)を設定することができます。
パスワードは、4桁で設定できますがセキュリティ上、より複雑な8桁や10桁など長めのものに設定することをおすすめします。
誕生日や電話番号などと同じにするのは避けるべきでしょう。
設定したパスワードは、忘れないように必ずノートなどにボールペンで書き留めておいてください。
Trezor Model Tでの対処法
ここでは、Trezor Model Tでパスワードを忘れた時の対処法を解説していきます。
注意点もございますので、一つ一つ手順を確認しながら進めてください。
1.リカバリーシードを用意する
まずは、リカバリーシード(Recovery Seed)を手元に用意してください。
リカバリーシードとは、Trezor Model Tの初期設定を行った際に作成されます。このフレーズは、ウォレットを復元するためのものです。
他のデバイス、LEDGERのハードウェアウォレットなどでは、シークレットリカバリーフレーズなどと呼ばれています。
12単語、18単語もしくは、24単語の英単語を付属の紙やノート、金属製のツールなどで保管しているはずです。
リカバリーシードが手元になく、ウォレットを工場出荷リセットを行なってしまうと中に入っていた通貨通貨やNFTなど全てを失ってしまうことになるので注意してください。
必ず、リカバリーシードが手元にあることを確認してからリセットを行うようにしましょう。
2.Trezor Model Tをリセット
リセット方法は、以下の通りです。
リセット前には、リカバリーシードが手元にあることを確認しておきましょう。
2.Trezor Model Tの画面上を指で上下にずっとスワイプしながらパソコンにUSBケーブルを接続(bootloader modeが起動)
3.Trezor Model T画面右上の3本線をタップ
4.FACTORY RESETをタップ
注意:リセットを行う前に、リカバリーシードが手元にあるかを確認してください。RESETボタンを押してしまうと、ウォレット内のデータは消えてしまいます。(リカバリーシードのバックアップをとっていなければ復元できずウォレット内の仮想通貨やNFTを失ってしまいます。)
5.RESETをタップ
6.右ボタン(RESET)を押す
7.リセットが完了したらUSBケーブルをパソコンか外す
8.再度、Trezor Safe 5をパソコンに接続する
9.Trezor Safe 5を初期設定&復元する
TREZORのリセットまでにかかる時間は、5分ほどです。
リセットが完了したら工場出荷時に戻ります。
リセットを行なったら、リカバリーフレーズを利用してウォレットを復元します。
その際に、新たなPINコード(パスワード)を設定することができます。
パスワードは、4桁で設定できますがセキュリティ上、より複雑な8桁や10桁など長めのものに設定することをおすすめします。
誕生日や電話番号などと同じにするのは避けるべきでしょう。
設定したパスワードは、忘れないように必ずノートなどにボールペンで書き留めておいてください。
Trezor Model Oneでの対処法
ここでは、Trezor Model Oneでパスワードを忘れた時の対処法を解説していきます。
注意点もございますので、一つ一つ手順を確認しながら進めてください。
1.リカバリーシードを用意する
まずは、リカバリーシード(Recovery Seed)を手元に用意してください。
リカバリーシードとは、Trezor Model Oneの初期設定を行った際に作成されます。このフレーズは、ウォレットを復元するためのものです。
他のデバイス、LEDGERのハードウェアウォレットなどでは、シークレットリカバリーフレーズなどと呼ばれています。
12単語、18単語もしくは、24単語の英単語を付属の紙やノート、金属製のツールなどで保管しているはずです。
リカバリーシードが手元になく、ウォレットを工場出荷リセットを行なってしまうと中に入っていた通貨通貨やNFTなど全てを失ってしまうことになるので注意してください。
必ず、リカバリーシードが手元にあることを確認してからリセットを行うようにしましょう。
2.Trezor Model Oneをリセット
リセット方法は、以下の通りです。
リセット前には、リカバリーシードが手元にあることを確認しておきましょう。
2.Trezor Model Oneの左ボタンを押しながらパソコンにUSBケーブルを接続(bootloader modeが起動)
3.Trezor Suiteの緑の歯車ボタンをクリック
4.Factory Resetボタンをクリック
5.すべての箇所にチェックを入れる
6.画面下のFactory Resetボタンをクリック
注意:リセット及び、Confirmボタンを押す前に、リカバリーシードが手元にあるかを確認してください。RESETボタンを押してしまうと、ウォレット内のデータは消えてしまいます。(リカバリーシードのバックアップをとっていなければ復元できずウォレット内の仮想通貨やNFTを失ってしまいます。)
7.Trezor本体のConfirmボタンを押す
8.Trezor Model Oneを初期設定&復元する
TREZORのリセットまでにかかる時間は、5分ほどです。
リセットが完了したら工場出荷時に戻ります。
リセットを行なったら、リカバリーフレーズを利用してウォレットを復元します。
その際に、新たなPINコード(パスワード)を設定することができます。
パスワードは、4桁で設定できますがセキュリティ上、より複雑な8桁や10桁など長めのものに設定することをおすすめします。
誕生日や電話番号などと同じにするのは避けるべきでしょう。
設定したパスワードは、忘れないように必ずノートなどにボールペンで書き留めておいてください。
リカバリーシードを無くしてしまったらどうすればいい?
リカバリーシードを無くしてしまった場合、このままTREZORを初期化してしまうと中に入っている資産を取り戻せなくなってしまいます。
対処法としては、次の3つです。
・パスワードを探す
・新たなハードウェアウォレットを購入する
リカバリーシードを探す
リカバリーシードが手元になければ、TREZOR本体の初期化をしては絶対にダメです。
そのまま初期化してしまうと、ウォレット内に入っている仮想通貨とNFTの全てを失ってしまうことになります。
思い当たる場所を入念に探してみてください。
見つけた際には、無くしてしまわないようにしっかり保管しておきましょう。
リカバリーフレーズの安全な保管方法については、以下の記事で解説しております。必ずチェックしてください。
パスワードを探す
リカバリーシードが見つかれなければ、パスワードを書き写した場所を思い出してください。
パスワードさえ解除できれば、ウォレット内にアクセスすることができます。
ただし、TREZORではパスワードを間違えると次のパスワードを入力できるようになるまでの時間がどんどん延長されていきます。
最終的に、16回間違えてしまうとウォレットは自動的に工場出荷の状態に戻るため、ウォレット内のデータが消えてしまいます。
工場出荷の状態に戻ってしまうと、リカバリーシードがなければ資産を取り戻せなくなってしまいます。
パスワードさえ見つかれば、ウォレット内の資産を別のハードウェアウォレットや取引所へ移動ができるのです。
新たなハードウェアウォレットを購入する
もし、リカバリーシードやパスワードが見つからなければ、新たなハードウェアウォレットの購入をお勧めします。
理由として、現在持っているTREZORを将来的に復元できる可能性があるかもしれないという点です。
過去にもパスワードのバックアップを取ったメモ書きやノートなどが見つかったという事例もあります。
パスワードさえあれば、ウォレット内の資産の移動ができます。
すぐに泣き寝入りせず、今持っているTREZORは初期化しないで大切に保管しておくことがおすすめです。
仮想通貨は、インターネットに接続してない状態 (オフライン)で保管することが最も安全と言われているためハードウェアウォレットは必需品です。
ですので、新たなハードウェアウォレットを購入すると良いでしょう。
新たなウォレットを購入した際には、リカバリーシードを安全に保管するために「Cryptotag Zeus(クリプトタグゼウス)」も一緒に購入しておくことをおすすめします。
人気のハードウェアウォレット2選
ハードウェアウォレットは、パスワードを忘れてしまった時や壊れてしまった時に、サブとして2〜3つほど持っておきたいものです。
しかしどの機種を購入すべきか悩んでいる人も多いです。
そこで、日本や海外で人気のあるハードウェアウォレットを厳選して紹介します。
Ledger(レジャー)
ウォレット | Ledger(レジャー) |
国 | フランス |
ラインナップ | ・Ledger Flex ・Ledger Stax ・Ledger Nano X ・Ledger Nano S Plus |
価格帯 | 約¥13,499 〜 約¥68,299 |
対応通貨数 | 5,500種類以上 (ERC20トークン含む) |
PINコード 誤入力可能回数 | 3回ミスで自動初期化 |
対応スマホ OS | ・iPhone(Flex、Stax、X) ・Android ・iOS(Flex、Stax、X) ・Windows ・macOS ・Linux |
日本語サポート | ◯ |
リカリバーフレーズ 保護ツール | Cryptotag Zeus |
購入場所 | 公式サイト |
・5500種類以上もの仮想通貨に対応
・ステーキングができる
・PINコードを3回間違えるとウォレット内のデータが自動的に削除
・購入時の日本語サポート対応
・リカバリーフレーズ保護ツール「Cryptotag Zeus」の取り扱いあり
Ledger(レジャー)は、フランスに拠点を置くハードウェアウォレットの会社です。
iPhoneに対応しているということもあり日本ユーザーからは、人気のあるウォレットとなっています。iPhone対応の機種は、Ledger Flex、Stax、Nano Xとなっています。
5,500種類以上ものコインに対応しています。
タッチパネル対応で大きな画面で見やすいLedger Stax(レジャースタックス)も人気です。
ビットコイン、イーサリアム、リップルといったコインだけでなく、ソラナやドージコイン、柴犬コインというようなアルトコインの管理ができます。
そのほか、ステーキングサービスも利用できます。年利約2%〜20%を超える報酬を受け取ることができます。
PINコード(パスワード)は、3回間違えるとウォレット内のデータが自動初期化されるため、ウォレットが盗まれてしまってもセキュリティ面で安全に保たれます。
パスワードを忘れても大丈夫なように、リカバリーフレーズを安全に保管するためのツール「Cryptotag Zeus(クリプトタグゼウス)」も販売されています。
Ledger公式サイトでは、日本語サポートもあるので英語が苦手な方でも安心です。
他のウォレットにはない様々なツールが利用できるのは、Ledger(レジャー)だけと言えるでしょう。
TREZOR(トレザー)
ウォレット | TREZOR(トレザー) |
国 | チェコ |
ラインナップ | ・Trezor Safe 5 ・Trezor Safe 3 ・Trezor Model One ・Trezor Model T |
価格帯 | 約¥7,500 〜 約¥28,000 |
対応通貨数 | 1,400種類以上 (ERC20トークン含む) |
PINコード 誤入力可能回数 | 16回ミスで自動初期化 |
対応スマホ OS | ・Android(全モデル) ・Mac ・Windows ・Linux(x86_64) ・Linux(arm64) ・Android |
日本語サポート | 非対応 |
リカリバーシード 保護ツール | Cryptotag Zeus |
購入場所 | 公式サイト |
・シンプルな操作性で初心者にも安心
・PINコードを16回間違えるとウォレット内のデータが自動的に削除
・iPhoneは、非対応なので要注意
・リカバリーフレーズ保護ツール「Cryptotag Zeus」の取り扱いあり
TREZOR(トレザー)は、チェコに拠点を置くハードウェアウォレットの会社です。
創業者である、Slush氏とStick氏が世界初のビットコインハードウェアウォレットを作成したことでも有名です。
コスパが良いウォレットの取扱があり、費用が抑えられます。
操作性がシンプルで初心者にも安心して使えるウォレットです。
PINコード(パスワード)は、16回間違えると自動初期化されます。パスワードを思い出せない時にも何度か入力できるというメリットがあります。
パスワードを忘れても大丈夫なように、リカバリーフレーズのバックアップを取っておきましょう。
リカバリーフレーズを安全に保管するためのツール「Cryptotag Zeus(クリプトタグゼウス)」も販売されています。
公式サイトでは日本語サポート非対応ですが、当ブログでTREZORウォレットの買い方も分かりやすく解説しています。
ただし、iPhoneには非対応なのでiOS端末を利用している方は、Ledger(レジャー)のウォレットを購入することになるでしょう。
TREZOR(トレザー)でパスワードを忘れた時の対処法まとめ
最後にTREZOR(トレザー)のパスワードを忘れたらどのように対処すればいいのかまとめておきます。
困った時には、何度もこの記事を見返しておきましょう。
・パスワードを再設定したら忘れずにノートに書き留めておく
・パスワードを忘れたからといって、資産が失われるわけではない
・リカバリーフレーズさえあれば保有している仮想通貨やNFTは復元できる
・パスワードとリカバリーシードを分からない・無くしたらリセットせずに、リカバリーシードが見つかるまでTREZORは大切に保管しておく
・パスワードさえ分かれば、リカバリーシードがなくても資産が移動できる(TREZORリセット前であれば)
・リカバリーシードを無くしたら既存TREZORはリセットせずに、新たなウォレットを購入する
・人気のハードウェアウォレットは、Ledger(レジャー)もしくは、TREZOR(トレザー)
・リカバリーシードは、「Cryptotag Zeus」で厳重に保管する
TREZOR(トレザー)でパスワードを忘れても初期化を行えば、再設定ができます。
TREZOR(トレザー)の初期化をする際に、リカバリーフレーズが手元に無いまま実行してしまうとウォレット内の仮想通貨やNFTを取り戻せなくなってしまいます。
リカバリーフレーズおよび、リカバリーシードが手元にあることを確認してから初期化を行なってください。
リカバリーフレーズの保管は「Cryptotag Zeus」で厳重に管理しておきましょう。
もし、リカバリーフレーズを無くしてしまった場合は、TREZORの初期化は行わずに新たなハードウェアウォレットを購入することをおすすめします。
その理由は、将来的にパスワードを思い出せたり、リカバリーフレーズを書き留めたノートなどが見つかればウォレット内の資産を取り戻すことができるからです。
もし、パスワードのみ思い出せたのなら、資産は別のウォレットに移動しておきましょう。
コインチェック(Coincheck)では、Ledger(レジャー)やTREZOR(トレザー)間で仮想通貨の送金、受信に対応しているので、開設しておくと便利でしょう。