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Trezor Safe 3開封レビュー!付属品や使用前の注意点を解説

仮想通貨を管理するウォレット「Trezor Safe 3」を購入したので、開封レビューをしていきます。

Trezor社は、新たなハードウェアウォレットとして、Trezor Safe 3(トレザーセーフ3)を発売しました。以前までは、Trezor Model OneとModel Tの2種類でしたが、ついに3モデル目の登場です。

Trezor Safe 3とModel Tの違いを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

Trezor Safe 3とTrezor Model Tを比較|どちらがおすすめ?

それでは、Trezor Safe 3の開封レビューをお楽しみください。

Trezor Safe 3を予約

Trezor社は、2023年10月12日に新たなハードウェアウォレットとして、Trezor Safe 3を発表しました。

ちょうど、その直後に公式サイトで公開されていたことに気づいたので、早速Trezor Safe 3の予約ボタンをポチッとしました。

現在は、発売されているのですぐに公式サイトから購入が可能です。以下が、購入先となります。

Trezor Safe 3は、2種類に分けれられています。通常モデルとBitcoin-only wallet(数量限定)となっています。

通常モデルは、ビットコインをはじめ、イーサリアムやリップルなど様々な仮想通貨を管理できる一方で、Bitoin-Only walletは、ビットコインだけに特化したウォレットとなっています。

今回は、2013個限定のBitcoin-only walletを予約しました。

とても人気だったようで約2日間で完売していました。

このモデルを購入すると、Trezor Academyでビットコイン教育へのサポートとして21ユーロが寄付されます。これからのデジタル時代を生き抜くための子供達や暗号資産の新たな発展として少しばかり貢献できればと思いました。

Trezor Safe 3が到着!

先日、ついに仮想通貨を管理するためのハードウェアウォレット「Trezor Safe 3」が到着しました。

発売前に予約をしていたので、届くまでは1ヶ月以上が経ちました。長い間、ワクワクしながら待っていました。

現在は、発売しているので通常であれば、10日ほどで届くかと思います。

Trezor Safe 3を開封レビュー

早速、Trezor Safe3を開封していきます。

パッケージは、ビニールシュリンクに包まれています。

ビニールを剥がしたら、サイドのピロピロと紙部分を引っ張ってパッケージを開封します。

パッケージは、サステナビリティやSDGsを感じさせるような質感です。

中を開けると、何やら2人の男性が並んだカードが入っていました。

こちらは、SlushさんとStickさんです。

お二方とも、世界初の革新的なハードウェアウォレットを作った方だそうな。

これは、Bitcoin Onlyモデル限定の特典となっています。後ほど、付属品紹介で詳しく説明します。

カードの下には、説明書とTrezor Safe 3が綺麗に入っています。

Trezor Safe 3の本体を細かく見ていきます。

新品の状態ですと、画面と裏面には保護シールが貼られています。

これを剥がすと、表面は黒一色のシンプルなデザインです。

ボディの上部には、Trezorのロゴマークが付いています。

画面は、有機EL(OLED)です。明るい場所でも暗い場所でも見やすいのが特徴です。

ボタンとその周辺ボディは、手に馴染みやすいザラ付きがあり、マット調なので手に取ると高級感を感じられます。

Trezor Safe 3の裏面は、光沢のあるオレンジです。Safe 3は、Bitoin-Only walletを含めて5種類のカラーバリエーションがあります。

全色は、以下の通りです。

・コスミックブラック(Cosmic Black)
・ギャラクティックローズ(Galactic Rose)
・ステラシルバー(Stellar Silver)
・ソーラーゴールド(Solar Gold)
・Bitcoin-only wallet(数量限定)

好きな色を選べるようになったのも嬉しいですね。

続いて、ボタンやUSB部分を見てみます。

Trezor Safe 3は、2ボタン式で操作します。

非常にシンプルな作りなので、使い方に迷ってしまうということもないでしょう。

USBの差し込み口部分もチェックしましょう。

USBケーブルは、両端子ともType-Cのコネクターが付いています。

新型のMacBook ProやWindowsパソコンに、そのまま利用できるので便利ですね。

バッテリーは、内蔵していないのでUSBケーブルとパソコンやAndroidスマホなどのデバイスから電源を供給します。

バッテリーの寿命を心配する必要がないので、ある意味で良いことと言えます。

次に、Trezor Safe 3の付属品についてです。

Trezor Safe 3の付属品

以下が、付属品一覧となります。

・Trezor Safe 3本体 1台
・USB-Cケーブル 1本
・説明書 1冊
・リカバリーシードペーパー 2枚
・ロゴシール 3枚
・サイン入りステッカー 1枚(Bitcoin Onlyモデル限定)

まず、箱を開けて出てきたのが1枚のカードでした。

こちらは、Trezor safe 3のBitcoin Onlyモデルのみに同梱されています。

カードの裏を見ると、Slush氏とStick氏の直筆サイン入りのものでした。

Slush氏とStick氏は、2013年に世界初のTrezorビットコインハードウェアウォレットを作成をした人物です。

この2013年にちなんで、限定モデルの数量が決定されたのでしょう。

サイン入りカードは、VIP感があって嬉しかったです。

カードを取り出すと、その下にはTrezor Safe 3本体とGet Startedと書かれたマニュアルが同梱されています。

説明書は、英語で書かれておりますが、3ページほどの非常に簡易的なものなので理解できなくても問題ないでしょう。

USBケーブルは、Type-Cのものが1本付属されています

両端子ともに、タイプCとなっているので新型MacBook Proなどに直接、接続できるようになったので非常に利便性が高くなりました。

逆に、USB-Aタイプのパソコンを利用している方は、以下のようなUSBケーブルの用意が必要です。

ハードウェアウォレットのバックアップに、重要なリカバリーシードペーパー(Recovery Seed Paper)も2枚付属しています。

中身は、12単語を記入する欄があり、こちらにバックアップシードを書き込んで大切に保管します。

紛失した時のために、2枚とも同じフレーズを書いておくことをおすすめします。

そして、別々の場所に保管しましょう。

リカバリーシードの他に、シークレットリカバリーフレーズなどと呼ばれる場合もあります。ハードウェアウォレット会社によって呼び方が異なります。

リカバリーシードは、無くしてしまうとウォレットの復元ができなくなってしまうほど重要なものです。

リカバリーシード、およびフレーズとは何か?についてや安全に保管する方法を以下の記事で紹介しているので、必ず読んでおきましょう。

秘密鍵とリカバリーフレーズとは?安全に保管する方法5選

おまけとして、3枚のシールが付属しています。

Trezor社のロゴのステッカー2枚とビットコインをモチーフにした、LOVEの英語が描かれたシール1枚の合計3枚となっています。

こちらは、Trezor Model Oneにも付属してきたものと同じです。

ノートパソコンやiPhoneなどのスマートフォンというように、自分の好きな場所に貼って楽しむことができます。

以上が、Trezor Safe 3に同梱されている付属品です。

Trezor Safe 3を使用する前の注意点

ハードウェアウォレットには、数多くの偽物が出回っています。このTrezorも標的とされています。

偽物のウォレットを使用してしまうと、内部に入っている仮想通貨やNFTなど全ての資産を盗まれてしまいます。

ハッキングに遭わないためにも覚えておくべきこと注意点がございます。

Trezor Safe 3を使用する前に、以下の6点に注意と確認をしなければいけません。

・公式サイトで購入すること
・届いた商品が、新品未開封か確認
・本体に純正ホロシールが貼られているか
・付属品は、全て揃っているか
・本体に不都合がないか確認
・初期設定で本物、偽物判別の認証を行う

それぞれの項目について、詳しく解説いたします。

公式サイトで購入すること

Trezorのハードウェアウォレットを購入するときは、必ず公式サイトから購入することが必須です。

オークションサイトやメルカリのようなフリマアプリでも販売されていることがありますが、その中にマルウェアやウイルスが仕込まれていることもあります。

実際に、海外でこういったサイトから購入した人が、ハッキングの被害に遭ってしまったという人もいたようです。

ハッキングをされてしまうと、ウォレット内の資産が全て盗まれてしまいます。

安く購入して節約したい気持ちは理解できますが、その後大きな代償を払ってしまうことになる危険性があります。

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不安になりながら使うよりも、確実に本物が手に入る公式サイトを利用することが必須だと言えるでしょう。

Trezor Safe 3が購入できる場所は、公式サイトのみです。Trezor社に問合せをしたところ、現在提携している日本の正規代理店は無いようです。

偽サイトのURLも存在するので、注意してください。

以下が、Trezorの公式サイトとなります。

届いた商品が、新品未開封か確認

Trezor Safe 3の製品が、到着したら必ず新品未開封の状態であるか確認してください。

外箱には、薄いビニールシュリンクで包装されています。

シュリンクを開封すると、外箱には「Open here」と書かれた紙部分を引っ張ってペリペリと剥がす部分があります。

新品の状態でパッケージが、開封されているというのは、ありえないことです。

もし問題がある場合には、絶対に利用せずにTrezor社に連絡をしてください。

本体に純正ホロシールが貼られているか

本体に純正ホロシールが貼られていることも、Trezor Safe 3の使用前に必ず確認すべき項目の一つです。

全てのTrezor Safe 3に、この保護シールが貼られています。

貼られていないということは、偽物もしくは、中古であるという判断ができます。

このような状態のものは、絶対に使用しないでください。

付属品は、全て揃っているか

ハードウェアウォレットを使用する前には、必ず付属品が揃っているか確認してください。

上記の画像は、Trezor Safe 3 Bitcoin Onlyモデルの全付属品です。通常モデルのSafe 3は、右下のサイン入りカードは付属していません。

欠品がある場合や疑わしいものの使用は避けてください。

付属品を一つ一つ細かく見たい場合には、この記事の上で画像付きで紹介しておりますので、気になる方は今一度チェックしてみてください。

本体に不都合がないか確認

Trezor Safe 3が届いたら、電源や画面の不良がないか確認しましょう。

上記の注意点等が確認できたら、まずは付属のUSBタイプCケーブルを本体とパソコンに接続して電源をオンにしてみましょう。

画面にノイズがないか、液晶抜けがないかしっかり確認してください。

初期設定で本物、偽物判別の認証を行う

Trezor Safe 3を使用するには、Trezor Suiteというアプリケーションが必要です。

このアプリは、初期設定から仮想通貨の管理まで全て行える必須ツールです。

初期設定時には、本物か偽物かの判別認証が行えます。

必ず、確認してから使用してください。

Trezor Safe 3の初期設定方法は、以下の記事で詳しく解説しております。

Trezor Safe 3とTrezor Model Oneを比較

前回は、Trezor Model Oneの購入レビューも行いました。詳細は、以下の記事となっています。

TREZOR Model One(トレザーウォレット)の購入レビュー、購入方法や価格を紹介

今回、新モデルTrezor Safe 3が発売されたということで、それぞれを比較してみます。

Trezor Safe 3は、Trezor Model Oneよりも機能面や操作性などでアップグレードされています。

外見と操作性で比較

まずは、外見や画面を比較してみます。

左が、Trezor Model Oneで右がTrezor Safe 3です。

外見や大きさには、大きな違いがないように見えます。

しかし、手で持つと大きな違いが分かります。

Trezor Safe 3の方が、少しばかり重量感があり、しっかりした作りとなっています。ざらつきがあり肌触りが良く、マット調なので比較すると明らかにSafe 3に高級感を感じます。

何よりも変わったのが画面です。

Trezor Model Oneでは、剥き出しの画面となっていました。これに関しては、非常に不安で、少し押しただけでも画面割れしてしまうのではないかというほどでした。

一方でTrezor Safe 3は、画面の天面に一枚の板があります。これによって液晶が保護されるので、画面割れの心配が無くなりました。

ちなみにですが、Trezor Model Tは、タッチパネル対応となっています。

スクリーンは、Trezor Safe 3、Model One共に、有機EL(OLED)を搭載しています。

有機ELは、クリアな発色をするので、どの角度からでも非常に見やすい画面です。

文字色は、モノクロ調です。

どちらも大きな変化は、感じられませんでした。一つ言うならば、Trezor Model Oneの方が、PINコードが大きく表示されるので見やすいです。

ただし、操作はパソコンで行わなければいけないので、その点ではデバイス側でPINロックが解除できるTrezor Safe 3の方がスムーズかもしれません。

次に裏面を見てみましょう。

裏面は、新モデルで大きな刷新が行われました。

Trezor Model Oneは、プラスチックでできてシンプルなモデルでした。質感も安っぽさを感じます。

Trezor Safe 3は、薄い金属板のような裏面となっており、光に当てると煌びやかに輝くので質に進化が感じられます。

Trezor社のロゴマークも入っていてデザインがGoodです。

続いて、USB端子を比較します。

Trezor Model Oneは、micro USB端子が搭載されています。

Trezor Safe 3では、USB Type-Cに変更されました。

このアップグレードは、ありがたかったです。

microUSBの端子が壊れてしまう不安がありました。USBケーブルの逆側は、タイプAの端子なので、変換アダプターもしくは、別のケーブルがないと使えませんでした。

Trezor Safe 3が、USB-Cに対応したことで、とても便利になりました。

ちなみにですが、Trezor Model TもUSB Type-Cです。

そのほかに、大きく変化したと思ったのが操作性です。

まずは、2つのボタンを見てください。

Trezor Safe 3は、Model Oneと比較すると、ボタンが浮いていることが分かります。

これによって、ウォレットのボタンが格段に押しやすくなりました。

また、ボタンの長押しができることや初期設定から復元までの操作も簡単になりました。

ボタンを押してからのレスポンスもTrezor Safe 3の方が早いです。

最後に、対応しているコインを比較してみます。

Trezor Safe 3とTrezor Model Oneの対応コインを比較

以下は、一例ですがTrezor Safe 3とTrezor Mode Oneの対応、非対応の仮想通貨一覧表となります。

仮想通貨一覧Trezor Safe 3Trezor Model One
Bitcoin(BTC)
Ethereum(ETH)
Tether(USDT)
BNB
XRP×
NEM(XEM)×
Solana(SOL)×
Injective(INJ)
Cardano(ADA)×
Dogecoin(DOGE)
Polygon(MATIC)
Litecoin(LTC)
Shiba Inu(SHIB)
Avalanche(AVAX)
Tezos(XTZ)×
Dash(DASH)×
XDC Network
(XDC)
×
Monero
(XMR)
×
XEN Crypto
(XEN)
×

Trezor Safe 3では、対応しているけどTrezor Model Oneでは非対応といったコインもあればその逆もあります。

特に、XRPやNEMを管理したい場合には、注意が必要です。

逆にこれらのコインの全てに対応しているのが、Trezor Model Tとなっています。

Trezor Model Tは、Safe3とModel Oneの全てを兼ね備えているのでおすすめのウォレットの一つだと言えるでしょう。

Trezor Safe 3とTrezor Model Tの比較した記事も書いているので、ぜひそちらも読んでどちらを購入するか決定するのが良いでしょう。

Trezor Safe 3とTrezor Model Tを比較|どちらがおすすめ?

以上が、Trezor Safe 3とTrezor Model Oneの違いとなっています。

最後に

今回は、Trezor Safe 3の開封レビューを行いました。付属品の内容も充実していましたね。

また、使用前の注意点も理解できたのではないでしょうか。

Trezor Safe 3とTrezor Model Oneとの比較からも分かるように、大きな違いやアップグレードを感じれました。

値段を考えるならTrezor Model Oneでしょう。

デザイン、機能性、操作性は、圧倒的にTrezor Safe 3に軍配が上がります。

値段も1000円ほどの違いなので、管理できる仮想通貨の種類なども考えるとTrezor Safe 3は、高くないウォレットだと言えます。

ハードウェアウォレットは、仮想通貨のハッキング対策や取引所が倒産して資産を引き出せないといったリスクを回避できます。

予期せぬことに対して前もって準備しておく、リスクマネジメントが重要です。

ぜひ、ハードウェアウォレットの導入を検討してみてください。

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