Ledger Nano S Plus、Ledger Nano X、Ledger Staxの3種類で、どれを買えばいいか悩んでいる人も多いです。
どれも仮想通貨を安全管理するといった用途として機能します。しかしながら、それぞれ特徴が異なり技術的な要素もあるため、詳細を読んでも分からなかったということもあるでしょう。
「Ledger Nano S PlusかLedger Nano Xのどっちを買うべきか?」「でも、Ledger Staxは、タッチパネル対応で見た目もかっこいい」などと悩み続けて、結局決められないままということも。
この記事を読めば、どれが自分に適しているウォレットなのかが分かります。
今回は、Ledger Nano S Plus、Ledger Nano X、Ledger Staxの3種類を比較して、どれを買うべきで、どんな人におすすめなのかを解説します。
価格やスペック、そのほか特徴など、3機種を詳しく比較しています。この記事を読むことでどちらを購入すべきなのかの判断材料となるでしょう。ぜひ最後まで読んで、自分に合ったデバイスを決めてください。
- Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxはどれを買うべき?
- Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxをスペックの違いで比較
- Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxを価格の違いで比較
- Ledgerハードウェアウォレットに対応している仮想通貨一覧
- Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxをディスプレイで比較
- Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxをサイズで比較
- Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxを操作性とCPUで比較
- Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxを充電方法とバッテリーで比較
- Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxをセキュリティで比較
- Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxを対応OSとスマートフォンで比較
- Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxをカラーバリエーションで比較
- Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxを日本語サポートで比較
- Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxの違いまとめ
Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxはどれを買うべき?
Ledger社では、Ledger Nano S Plus、Ledger Nano X、Ledger Staxという3種類のハードウェアウォレットが販売されています。
どれもコインやトークン、NFTを管理できるとても便利なウォレットです。
まずは、簡単にそれぞれの違いについてまとめてみます。
どちらもハードウェアウォレットとして、似た機能を持っているので、まずは3機種の違いを簡単にまとめてみます。
・Ledger Nano XとLedger Staxは、iPhoneで使える(Blutooth対応)
・Ledger Nano S Plusは、パソコンとAndroidのみ対応
・Ledger Staxは、タッチパネル対応で操作が快適
・Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xは、日本語サポートがある
・Ledger Staxは、画面が大きくて見やすい
・Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xは、日本の正規代理店で取り扱われている
・Ledger Staxのサイズを比較すると、Ledger Nano SとLedger Nano Xの方がコンパクト
・Ledger Nano XとLedger Staxは、バッテリー内蔵で外出時も使える
・Ledger Staxは、NFTや写真を待受画面に設定できる
・Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xは、カラーが選べる
・Ledger Staxは、AppleのiPodを制作した人が携わっている
以上の項目を踏まえた上で、Ledger Nano S Plus、Ledger Nano X、Ledger Staxが「どのような方におすすめなのか?」について結果を見てみましょう。
Ledger Nano S Plusがおすすめの方
次のようなことを重視する方は、Ledger Nano S Plus(レジャーナノSプラス)がおすすめです。
Ledger Nano S Plusがおすすめの方
- とにかく費用を抑えたい方
- 日本の代理店で購入したい方
- 日本語のサポートがあった方が安心
- パソコンやAndroidを使う方
- カラーを選びたい方
Ledger Nano Xがおすすめの方
次のようなことを重視する方は、Ledger Nano X(レジャーナノX)がおすすめです。
Ledger Nano Xがおすすめの方
- iPhoneでも使いたい方
- 日本の代理店で購入したい方
- 日本語のサポートがあった方が安心
- 外出時も使うことがある方
- カラーを選びたい方
Ledger Staxがおすすめの方
次にようなことを重視する方は、Ledger Stax(レジャースタックス)がおすすめです。
Ledger Nano S Plusがおすすめの方
- iPhoneでも使いたい方
- タッチパネルで使いたい方
- 大きな画面が良い方
- ワイヤレス充電対応がいい方
- 待受画面をおしゃれにカスタマイズしたい方
- 外出時も使うことがある方
Ledger公式サイトと日本正規代理店はこちら!
Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxをスペックの違いで比較
比較項目 | Ledger Nano S Plus | Ledger Nano X | Ledger Stax |
価格 | ¥13,499 | ¥25,499 | ¥45,400 |
サイズ | 高さ:62.39mm 幅:17.40mm 厚さ:8.24mm | 高さ:72mm 幅:18.6mm 厚さ:11.75mm | 高さ:85mm 幅:54mm 厚さ:6mm 3.7インチ |
重さ | 21g | 34g | 45.2g |
画面 | OLED(有機EL) | OLED(有機EL) | E Ink |
解像度 | 128×64 px | 128×64 px | 400×672 px |
操作方法 | 2ボタン式 | 2ボタン式 | タッチパネル |
セキュリティ | PINコード | PINコード | PINコード |
復元方法 | 24単語 秘密のリカバリーフレーズ | 24単語 秘密のリカバリーフレーズ | 24単語 秘密のリカバリーフレーズ |
セキュアエレメント | CC EAL5+ | CC EAL5+ | CC EAL5+ |
対応仮想通貨 | 5000種類以上 | 5000種類以上 | 5000種類以上 |
NFT対応 | ○ | ○ | ○ |
Bluetooth対応 | × | ○ | ○ |
タッチパネル対応 | × | × | ○ |
CPU | ST33K1M5 | ST33J2M0 | ST33K1M5 |
USB | USB-C | USB-C | USB-C |
バッテリー | なし | あり | あり |
ワイヤレス充電 | × | × | ○ |
対応OS | ・Windows 10+ ・macOS 12+ ・Ubuntu LTS 20.04+ ・Android 9+ | ・Windows 10+ ・macOS 12+ ・Ubuntu LTS 20.04+ ・Android 9+ ・iOS 13+ | ・Windows 10+ ・macOS 12+ ・Ubuntu LTS 20.04+ ・Android 9+ ・iOS 13+ |
対応スマホ | Android | ・iPhone ・Android | ・iPhone ・Android |
iPhone対応 | × | ○ | ○ |
接続アプリ | Ledger Live | Ledger Live | Ledger Live |
同梱物 | ・USB-C to USB-Aケーブル ・ご利用ガイド ・リカバリーシート ・キーチェーンストラップ | ・USB-C to USB-Aケーブル ・ご利用ガイド ・リカバリーシート ・キーチェーンストラップ | ・USB-C to USB-Cケーブル ・リカバリーシート ・Ledger Staxガイド |
カラー | 日本正規代理店: ・マットブラック 海外公式サイト: ・マットブラック ・ミスティックホワイト ・ディープシーブルー ・BTCオレンジ ・パステルグリーン ・アメシストパープル ・ルビーレッド ・レトロゲーミング ・アイス | 日本正規代理店: ・オニキスブラック 海外公式サイト: ・オニキスブラック ・パステルグリーン ・アメシストパープル ・ルビーレッド ・レトロゲーミング | ・グラファイト |
上の表で3種類のハードウェアウォレットを比較して、強みのある項目を赤色で表記しております。
それぞれ少し違った特徴があります。
価格重視で考えると、Ledger Nano S Plusが圧倒的に安いです。
iPhoneで使うなら、Bluetooth対応のLedger Nano Xもしくは、Ledger Staxの2択に絞られるでしょう。
そのほか、タッチパネル対応やバッテリーの有無などがありますが、スペック自体には極端な違いがないことが分かります。
ここからは、3機種をさらに深掘りしていきます。
Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxを価格の違いで比較
Ledger Nano S Plus、Ledger Nano X、Ledger Staxは、それぞれ価格が異なります。
まずは、価格を見てみましょう。
販売場所 | Ledger Nano S Plus | Ledger Nano X | Ledger Stax |
公式サイト | ¥13,499 | ¥25,499 | ¥45,400 |
日本正規代理店 | ¥12,499 | ¥23,999 | 日本未発売 |
Ledger Nano S Plusは、公式サイトから購入すると13,499円となっています。
価格表を見ると日本の正規代理店では、12,499円と1000円安いです。
Ledger Nano Xは、公式サイトでは25,499円です。
日本の正規代理店では、23,999円と2,000円も安いです。
Ledger Staxは、タッチパネル対応で最上位モデルということもあり、45,400円といった価格設定となっています。
Ledger Staxに関しては、日本未発売となっているため検討している方は、公式サイトから購入することが必要です。
Ledgerハードウェアウォレットに対応している仮想通貨一覧
Ledger Nano S Plus、Ledger Nano X、Ledger Staxともに5000種類以上の仮想通貨やNFTに対応しています。
一部分ですが、以下にまとめてみました。日本でも、よく知られているコインを一覧にしています。
仮想通貨対応一覧 | Ledger対応可否 |
Bitcoin(BTC) | ○ |
Ethereum(ETH) | ○ |
Tether(USDT) | ○ |
BNB | ○ |
USD Coin(USDC) | ○ |
XRP | ○ |
Solana(SOL) | ○ |
NEM(XEM) | × |
Cardano(ADA) | ○ |
Dogecoin(DOGE) | ○ |
Polygon(MATIC) | ○ |
Polkadot(DOT) | ○ |
Litecoin(LTC) | ○ |
Binance USD(BUSD) | ○ |
Shiba Inu(SHIB) | ○ |
Avalanche(AVAX) | ○ |
Chainlink(LINK) | ○ |
Lisk(LSK) | × |
Ethereum Classic(ETC) | ○ |
Stellar(XLM) | ○ |
Bitcoin Cash(BCH) | ○ |
Ape Coin(APE) | ○ |
Arbitrum(ARB) | ○ |
EOS | ○ |
IOST | × |
The Sandbox(SAND) | ○ |
Axie Infinity(AXS) | ○ |
Enjin Coin(ENJ) | ○ |
Basic Attention Token (BAT) | ○ |
JasmyCoin(JASMY) | × |
Astar(ASTR) | × |
Tron(TRX) | ○ |
XinFin -ERC20(XDCE) | ○ |
LUNC | × |
上記は、有名なコインをまとめたリストとなっており、他にも数多くのコインやトークン、NFTを管理できます。
対応していないコインでもLedgerとMetaMask(メタマスク)やそのほか、Station Wallet(ステーションウォレット)などの外部ウォレットに接続することでTerra Classic(LUNC)やTerra(LUNA)なども管理することができます。
Ledgerは、ハードウェアウォレットの中でも取り扱いできる通貨数が最大級です。
こういったことからも世界から人気と注目を集めるウォレットの一つとなっています。
Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxをディスプレイで比較
Ledger Nano S Plus、Ledger Nano X、Ledger Staxのディスプレイは、次のようなスペックとなっています。
項目 | Ledger Nano S Plus | Ledger Nano X | Ledger Stax |
有機EL(OLED) | ○ | ○ | – |
E Ink | – | – | ○ |
タッチパネル対応 | – | – | ○ |
解像度 | 128 x 64 pixels | 128 x 64 pixels | 400×672 px |
Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xは、画面スペックや解像度など全ての項目で同じです。
2機種は、OLED(有機EL)に対応しています。
有機ELは、白いライトで文字が映し出されます。明るい場所でも暗い場所でも非常に見やすいのが特徴です。
Ledger Staxは、E Inkが採用されています。
E Inkは、電子ペーパー(電子書籍リーダー)などに使われている技術です。視認性に優れています。
E Inkが最も優れているところは、画面が切り替わる時のみに電力が消費されるという特性です。
これにより、1回の充電だけでも数週間から数ヶ月間のバッテリーが持続するという超低消費電力が実現します。
Ledger Staxのみが、タッチパネルに対応しています。
また、Ledger Staxは、Apple製品のiPodを制作を主導したTony Fadell氏が携わったことでも話題になりました。こちらは、海外公式サイトのみ取り扱われています。
Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxをサイズで比較
続いて、Ledger Nano S Plus、Ledger Nano X、Ledger Staxのサイズを比較してみます。
項目 | Ledger Nano S Plus | Ledger Nano X | Ledger Stax |
サイズ | 高さ:62.39mm 幅:17.40mm 厚さ:8.24mm | 高さ:72mm 幅:18.6mm 厚さ:11.75mm | 高さ:85mm 幅:54mm 厚さ:6mm 3.7インチ |
重さ | 21 g | 34g | 45.2g |
上の表を見ると、それぞれのサイズと重さに微妙な違いがあることが分かります。
3機種の中では、Ledger Nano S Plus一番小さくて、軽いです。
Ledger Nano Xも非常にコンパクトサイズで手のひらに収まります。どちらとも極端には、変わらないのでそこまで気になることはないでしょう。
Ledger Staxは、画面がタッチパネルなので、サイズが他と比べると大きくなっています。
ただ、細かな詳細を見ると、Ledger Nano S PlusやLedger Nano XよりもLedger Staxの方が薄いことに気づくでしょう。
厚さ6mmなので、相当な薄型だと言えます。
一番サイズの大きいLedger Staxでも45.2gしかないので、どれも軽量化されていることが分かります。
Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxを操作性とCPUで比較
Ledger Nano S Plus、Ledger Nano X、Ledger Staxの操作性とCPUを比較すると次のようになります。
項目 | Ledger Nano S Plus | Ledger Nano X | Ledger Stax |
操作方法 | 2ボタン式 | 2ボタン式 | タッチパネル |
CPU | ST33K1M5(MCU) | ST33J2M0 | ST33K1M5(MCU) |
操作方法は、Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xが2つのボタンを押して操作する仕様となっています。
一方で、Ledger Staxは、タッチパネル式です。
指でタッチできるため、使い方も非常にシンプルなので簡単です。
スマートフォンと同様に画面をタッチできることから、2ボタン式のように何度も押すといった煩わしさから解放されます。
私もLedger Nano S PlusとLedger Nano Xを持っていますが、2つのボタンを何度も押さなければいけないのは、面倒だと思うことがあります。
CPUは、Ledger Nano S PlusとLedger StaxがST33K1M5(MCU)で、なぜかLedger Nano XだけがST33J2M0を搭載しています。
どちらのチップも大きな差は、無いように感じます。一点言うのであれば、Ledger Nano Xに搭載されているST33J2M0のチップのみがセキュアエレメントEAL6+認証を持っているということです。
本体自体は、CC EAL5+となっています。チップのセキュリティは、他の2機種と比較すると1段階高くなっています。
Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxを充電方法とバッテリーで比較
Ledger Nano S Plus、Ledger Nano X、Ledger Staxの操作性とCPUを比較すると次のようになります。
項目 | Ledger Nano S Plus | Ledger Nano X | Ledger Stax |
バッテリー | なし | あり | あり |
USB | USB-C | USB-C | USB-C |
充電方法 | なし | USB供給 | ワイヤレス充電 (Qi充電) |
Ledger Nano S Plusは、バッテリーが付いていません。
充電して使えるのは、Ledger Nano XとLedger Staxとなっています。
バッテリーが入っていることによって、外出中にもiPhoneやアンドロイドのスマートフォンに連携して使えます。
端子タイプは、全てUSB-Cです。
それぞれのデバイスに付属してくるケーブルは、次のようになります。
・Ledger Nano X:USB-C to Type-A
・Ledger Stax:USB-C to Type-C
Ledger Staxは、両端ともタイプCのケーブルです。
しかしながら、Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xで同梱されてくるUSBケーブルは、片側がタイプCで反対側は、タイプAとなっています。
最新のWindowsやMacBook ProやAirは、USB端子部分がタイプCになっているかと思います。ですので別途、変換アクセサリーを用意してください。
Ledger純正のOTGキットもしくは、USB Type-A to Type-C変換アダプターが必要です。
Ledger Nano S Plusは、バッテリーが内蔵されていないので充電はできません。
電源をオンにするには、パソコンやAndroidのスマートフォンにUSBケーブルを差し込むことによって起動します。
Ledger Nano Xの充電方法は、パソコンやスマートフォンに差し込むことで充電ができます。スマホでは、電力量が少ないのでノートパソコン等での充電がおすすめです。
Ledger Staxは、USBケーブルでの充電に加えて、ワイヤレス充電にも対応しています。
ただし、ワイヤレス充電を行うには、QI充電に対応した充電器を購入する必要があります。
Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxをセキュリティで比較
Ledger Nano S Plus、Ledger Nano X、Ledger Staxのセキュリティを比較します。
項目 | Ledger Nano S Plus | Ledger Nano X | Ledger Stax |
セキュリティ | PIN | PIN | PIN |
復元方法 | 24単語の シークレットリカバリーフレーズ | 24単語の シークレットリカバリーフレーズ | 24単語の シークレットリカバリーフレーズ |
セキュアエレメント | CC EAL5+ | CC EAL5+ | CC EAL5+ |
Ledgerのハードウェアウォレットは、4桁から8桁のPINコードで保護されます。
Ledgerの復元方法は、24単語のシークレットリカバリーフレーズ、および秘密のリカバリーフレーズが採用されています。
こちらを失ってしまうと資産を取り戻せなくなるので厳重に管理してください。
以下の記事では、シークレットリカバリーフレーズやリカバリーシードを安全に保管する方法について解説しています。必ずチェックしておきましょう。
続いてセキュアエレメントについてです。こちらは、重大なセキュリティリスクに対する高い価値を表しています。
セキュアエレメントチップは、3機種ともに、CC EAL5+です。
EAL(Evaluation Assurance Level)は、評価保証レベルを意味し、その意味はセキュリティの観点だけでなく確実にそれが機能するかどうかについても関連付けられています。
EALは、1から7まであり、Ledgerのハードウェアウォレットは、5段階目となっています。
EAL5以上は、軍用レベルや政府最高機密機関レベル向けなどと言われています。
Ledgerのハードウェアウォレットが、仮想通貨界隈で使われるのは、セキュリティの強みがあるからでしょう。
Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxを対応OSとスマートフォンで比較
Ledger Nano S Plus、Ledger Nano X、Ledger Staxに対応しているOSとスマートフォンを見ていきます。
デバイス | Ledger Nano S Plus | Ledger Nano X | Ledger Stax |
PC | ・macOS 12+ ・Windows 10+ ・Linux (Ubuntu LTS 20.04+) | ・macOS 12+ ・Windows 10+ ・Linux (Ubuntu LTS 20.04+) | ・macOS 12+ ・Windows 10+ ・Linux (Ubuntu LTS 20.04+) |
スマホ | Android 9+ | ・Android 9+ ・iOS 13+ | ・Android 9+ ・iOS 13+ |
Bluetooth | × | ○ | ○ |
iPhone対応 | × | ○ | ○ |
3機種ともに対応しているパソコンは、全て同じです。しかし、対応しているスマホが異なることに注意してください。
重要な点は、Ledger Nano S PlusがiPhoneに対応していないことです。
つまり、Ledger Nano S Plusは、Bluetoothに対応していません。
iPhoneで使いたい方は、Bluetoothに対応しているLedger Nano Xもしくは、Ledger Staxを選ぶ必要があります。
Ledger Nano S Plus、Ledger Nano X、Ledger Staxでは、Ledger Live(レジャーライブ)というアプリケーションのダウンロードが必須です。
それぞれ、macOS 12+に互換があり、旧製品IntelのMacから最新のApple M1、M2のMacBook ProやMacBook Airなどでも使えます。
Windowsでは、Windows 10以上の環境やLinux(Ubuntu LTS 20.04+)で利用が可能です。
Ledger Liveを利用して初期設定を行い、ポートフォリオの確認、暗号資産の送金や受け取り、トレード等ができるようになります。
Ledger Liveでは、ステーキング機能も利用可能です。
スマートフォンは、Ledger Nano S PlusがAndroidのみに対応しています。
Ledger Nano XとLedger Staxでは、iPhoneとAndroidの両方で利用ができます。
Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxをカラーバリエーションで比較
Ledger Nano S Plus、Ledger Nano X、Ledger Staxでは、複数のカラーバリエーションがあります。
取扱サイト | Ledger Nano S Plus | Ledger Nano X | Ledger Stax |
公式サイト | ・マットブラック(Matte Black) ・ミスティックホワイト(Mystic White) ・ディープシーブルー(Deepsea Blue) ・BTCオレンジ(BTC Orange) ・パステルグリーン(Pastel Green) ・アメシストパープル(Ametyst Purple) ・ルビーレッド(Ruby Red) ・レトロゲーミング(Retro Gaming) ・アイス(Ice) | ・オニキスブラック(Onyx Black) ・パステルグリーン(Pastel Green) ・アメシストパープル(Ametyst Purple) ・ルビーレッド(Ruby Red) ・レトロゲーミング(Retro Gaming) | ・グラファイト(Graphite) |
日本の正規代理店 | ・マットブラック(Matte Black) | ・オニキスブラック(Onyx Black) | – |
ハードウェアウォレットは、色で選びたいという方もいるかと思います。
それぞれ3機種を比較すると、色の種類は、Ledger Nano S Plusが明らかに多いことが分かります。
また、Ledgerウォレットが取り扱われているサイトには、公式サイトと日本の正規代理店があります。
公式サイトでは、複数のカラーバリエーションがあるのに比べて、日本の正規代理店では、ブラック一色のみとなっています。
現時点で、Ledger Staxの取り扱いに関しては、海外のみです。
Ledger Nano S Plusのカラーバリエーション
Ledger Nano S Plusは、9種類のカラーバリエーションが取り揃えられています。
シンプルな色から、ポップな色まで悩んでしまうほどの数です。
残念ながら、日本の正規代理店では、マットブラック(Matte Black)1色のみとなっています。
色を選びたい方は、海外の公式サイトからの購入が必須となります。
Ledger Nano Xのカラーバリエーション
Ledger Nano Xのカラーバリエーションは、5種類です。
こちらも日本の正規代理店では、オニキスブラック(Onyx Black)1色の販売となっています。
せっかく購入するなら、おしゃれな色がいいと思う方もいることでしょう。
カラーを重視している方は、Ledger Nano S Plusと同様に、海外の公式サイトからの購入が必要です。
Ledger Staxのカラーバリエーション
Ledger Staxのラインナップは、グラファイト(Graphite)1色のみです。
グラファイトとは、英語でダイヤモンドや石炭といった炭素からなる元素鉱物を意味します。日本語にすると石墨、黒鉛という意味です。この色をモチーフにしています
裏面と側面の色は、高級感のあるグラファイト色となっています。
Ledger Staxは、日本で未発売なので、海外の公式サイトから購入しましょう。
Ledgerのハードウェアウォレットを公式サイトと日本の正規代理店から購入する方法は、以下の記事で詳しく解説しております。
・Ledger Nanoを日本の正規代理店と海外公式サイトから購入する方法
Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxを日本語サポートで比較
Ledger Nano S Plus、Ledger Nano X、Ledger Staxの日本語サポートの有無は、次のようになります。
項目 | Ledger Nano S Plus | Ledger Nano X | Ledger Stax |
日本の正規代理店 | あり | あり | なし |
日本語サポート | あり | あり | なし |
Ledgerの公式サイトも日本語に対応しています。
ですので、購入方法自体は、日本のネットショッピングで商品を購入するのと同様に操作が簡単です。
しかしながら、何か問題が発生した場合や質問がある場合などは、英語での対応が必要です。
一方で、正規代理店では、全て日本語なのでどんな方でも安心して利用ができます。
Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xが、日本の正規代理店で販売されています。
購入からアフターサポートまで、全て日本語で対応してもらえるので何があっても安心です。
Ledger Staxは、海外公式サイトのみ発売されているので日本語サポートはありません。
Ledger Nanoの購入方法の詳細は、以下の記事で分かりやすくまとめています。
・Ledger Nanoを日本の正規代理店と海外公式サイトから購入する方法
Ledger海外の公式サイト
Ledger海外公式で購入するメリット
・豊富なラインナップ
・9種類のカラーバリエーション
・日本では手に入らない商品が買える
Ledger海外公式サイトで購入するメリットは、一つには、豊富なラインナップがあることでしょう。
特に、最上位モデルであるLedger Staxは、日本での取り扱いがありません。
日本では、Ledger Nano製品が時々、在庫切れとなっていることがあります。そういった場合には、海外から注文することで早く手に入れられる可能性があります。
また、海外の公式サイトでは、Ledger Nano S Plusのたくさんのカラーバリエーションが取り扱われているため、自分好みのおしゃれな色を選ぶこともできます。
さらに、日本では手に入らないシークレットリカバリーフレーズを安全に保管するための製品やケース、まとめ買いをすると割引が受けられるBUNDLES & PACKSも販売されています。
様々な製品が取り扱われていることでも海外の公式サイトは、多くのメリットがあるでしょう。
Ledgerのハードウェアウォレットを海外から購入の仕方が分からない、不安な方は、以下の記事をチェックすれば一発で解決ができます。
・Ledger Nanoを日本の正規代理店と海外公式サイトから購入する方法
Ledger日本の正規代理店
Ledger日本正規代理店から購入するメリット
・日本語サポートに対応している
・関税がかからない
・日本から出荷なので到着が早い
海外からLedgerウォレットを購入するというのが不安な方は、日本の正規代理店を利用すると良いでしょう。
全て日本語に対応しているため、購入方法に悩むこともありません。
商品に問題があったり、聞きたいことがあったら正規代理店にメールで連絡をすれば丁寧に対応してもらえます。
アフターサポートも全て日本語なので安心です。
私も以前、日本語のサポートを利用したことがありますが、返信がとても早くて対応が素晴らしかったです。
商品は、全て日本から出荷されるため、到着がとても早い印象です。
海外から高額な商品を注文すると関税がかかりますが、日本の正規代理店から注文すれば、関税は一切かかりません。
Ledger Nano S Plus、Nano X、Staxの違いまとめ
最後に、もう一度Ledger Nano S Plus、Ledger Nano X、Ledger Staxの違いをまとめます。
・Ledger Nano XとLedger Staxは、iPhoneで使える(Blutooth対応)
・Ledger Nano S Plusは、パソコンとAndroidのみ対応
・Ledger Staxは、タッチパネル対応で操作が快適
・Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xは、日本語サポートがある
・Ledger Staxは、画面が大きくて見やすい
・Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xは、日本の正規代理店で取り扱われている
・Ledger Staxのサイズを比較すると、Ledger Nano SとLedger Nano Xの方がコンパクト
・Ledger Nano XとLedger Staxは、バッテリー内蔵で外出時も使える
・Ledger Staxは、NFTや写真を待受画面に設定できる
・Ledger Nano S PlusとLedger Nano Xは、カラーが選べる
・Ledger Staxは、AppleのiPodを制作した人が携わっている
ここまで見てきて、3種類のハードウェアウォレットを比較した結果、スペックや使い方に極端な違いはありませんでした。
ただし、この記事でもお伝えしたように、注目しなければならないことがいくつかあります。
冒頭の価格表で記載したように、値段ではLedger Nano S Plusが安いです。
その次に、チェックすべきことは、iPhoneで使えるかどうかについてです。
現状、iPhoneに対応しているは、Ledger Nano Xもしくは、Ledger Staxの2機種です。
Ledgerのハードウェアウォレットの購入場所として、公式サイトもしくは、正規代理店があります。
正規代理店では、購入からアフターサポートまで全て日本語で対応してもらえるというのは、安心なので大きな利点でしょう。
ここまで見てきて、自分に適したLedgerのハードウェアウォレットが見つかったかもしれません。
もし、悩んだときには、もう一度この記事を見返してみてください。