「SBI VCトレードの口座開設ってどうやるの?」と疑問を持った方も多いと思います。暗号資産の取引は初めてという方は、戸惑ってしまうことでしょう。
口座開設に必要な本人確認書類など重要事項がございます。どのような手順で進めていくのかについてこの記事で詳しく解説していきます。
スマホ1つあれば、SBI VCトレードの口座開設ができるので、絶好の相場に乗り遅れないためにも早めに準備しておきましょう。
すでに、口座開設を済ませた方は、暗号資産の取引をする際に、日本円(JPY)の入金が必要です。以下の記事も併せてご覧ください。
SBI VCトレードの魅力
SBI VCトレード(SBI VC Trade)には、多くの魅力があります。
その一例として、次のようなことがあげられます。
・積立投資ができる
・レンディング(貸コイン)サービス
・ステーキングができる
・SBI Web3ウォレットでNFT売買
他の日本国内取引所には、無い特徴を持ったサービスもあります。
まず、SBI VCトレードの大きな魅力として仮想通貨の取扱銘柄が充実していることです。
取扱銘柄が豊富
SBI VCトレードの取扱通貨は、24種類です。
ビットコイン(BTC)をはじめ、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)といった銘柄が取引できます。
海外の取引所と比較すると銘柄数は、まだまだ発展途上ですが、他の日本の取引所では、あまり上場していない通貨も取り揃えられています。
例えば、ドージコイン(DOGE)、ソラナ(SOL)、フレア(FLR)、ポリゴン(MATIC)、XDC、シバイヌ(SHIB)といった複数のアルトコインも売買できます。
SBI VCトレード取扱暗号資産一覧
全取扱銘柄(24種類)は、以下のとおりです。
ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) |
リップル(XRP) | ライトコイン(LTC) |
ビットコインキャッシュ (BCH) | ポルカドット(DOT) |
チェーンリンク (LINK) | カルダノ(ADA) |
ドージコイン(DOGE) | ステラルーメン (XLM) |
テゾス(XTZ) | ソラナ(SOL) |
アバランチ(AVAX) | ポリゴン(MATIC) |
FLR(フレア) | OAS(オアシス) |
XDC | シバイヌ(SHIB) |
DAI(ダイ) | コスモス(ATOM) |
アプトス(APT) | ヘデラ(HBAR) |
ジパングコイン(ZPG) | ニアー(NEAR) |
これだけの種類が、SBI VC Tradeで取引が可能です。
主要銘柄から話題になったアルトコインまで豊富なラインナップです。
積立投資ができる
日本国内でも提供場所の少ない積立投資サービスが、SBI VCトレードでは利用ができます。
暗号資産投資は、相場状況によって非常にボラティリティが激しいことがあります。そのため、投資タイミングが難しいことは事実です。
そんな相場にも強いのが積立投資です。
先ほど紹介した、24種類全ての銘柄の中から自分で決めて500円〜200万円の範囲で積み立てていくことができます。
日次(DAY)、週次(WEEK)、月次(MONTH)の積立頻度が決められるので、自分の運用スタイルに合った購入期間の選択ができます。
500円といった少額から積み立てることが可能なので、初心者にもおすすめの投資方法です。
レンディング(貸コイン)サービス
SBI VCトレードでは、貸して暗号資産を増やすレンディング(貸コイン)サービスが提供されています。
自分の保有しているコインをSBI VCトレードに貸すことによって、数量と貸出期間に応じた利用料(賃借料)を受け取ることができます。
レンディングが受けられる取扱通貨は、全24種類となっています。
レンディング(貸コイン)での年率は、1%や3%などがありますが、タイミングや銘柄によっては、年率15%以上もの高水準なことがあります。
貸出期間は、14日〜84日程度で銘柄によって異なります。
手数料等も一切かからないのが魅力です。
銀行の定期預金は、最大でも0.002%〜0.4%ほどの金利なので、それと比較しても暗号資産のレンディングサービスは、圧倒的に金利が高いことが言えます。
暗号資産は、チャートで暴落もありますが、相場状況では、長期的に大きな収益を上げられる可能性もあります。
上昇相場に変われば、報酬で得た通貨が2倍、3倍になることも。
ただし、途中解約ができないため、貸出中は、売却ができないので注意が必要です。
ステーキングができる
ステーキングは、暗号資産を保有している人が誰でも参加でき、ブロックチェーンの安定稼働に貢献することによって暗号資産として報酬がもらえます。
SBI VCトレードでは、このシステムを採用しており、取引所で通貨を保有しているだけで自動的にステーキング報酬を得ることができます。
年率は、常に変動しますが、約3%〜15%を超える銘柄もあります。相場状況によって、もう少し年率が下がることもあります。詳しくは、SBI VCトレードのステーキングサービスをご覧ください。
ステーキングの取扱通貨は、以下となります。
・ポルカドット(DOT)
・カルダノ(ADA)
・テゾス(XTZ)
・ソラナ(SOL)
・アバランチ(AVAX)
・オアシス(OAS)
・エックスディーシー(XDC)
・コスモス(ATOM)
・フレア(FLR)
・アプトス(APT)
・ヘデラ(HBAR)
・ニアー(NEAR)
レンディングと違うところは、配分ステーキング報酬の25%が手数料として徴収されます。この部分では、レンディングの方がお得と言えるかもしれません。
一方で、ステーキングは、貸出期間が設けられていないためいつでも通貨の売却ができます。
報酬を得ながら、かつ相場状況に応じて、柔軟な対応ができるのがステーキングサービスのメリットです。
SBI Web3ウォレットでNFT売買
SBI VCトレードでは、SBI Web3ウォレットというものが利用料無料で作成ができます。
通常、MetaMaskに暗号資産を送金して、OpenSea(オープンシー)といったマーケットプレイスで、NFTを購入する必要があります。
しかし、SBI Web3ウォレットを作成することで、上記のような複雑な作業は必要なく、NFTマーケットにて日本円で直接NFTを購入することができます。
SBI VCトレードのホームページ上に「SBI Web3ウォレットの将来像」というものが掲載されています。それには、NFT売買以外に、ゲーム市場、コンテンツやグッズ市場、ふるさと納税や自治体、各種ポイント経済圏、決済市場、電子書籍、チケットというような内容が描かれています。
将来的に、QRコードなどの暗号資産決済ができるようになったり、寄付やサービスの利用ができるようになることが期待されています。
SBI Web3ウォレットの作成自体は、無料なので活用してみるのも良いでしょう。
SBI VCトレードの魅力を理解したところで、早速口座開設の手順を説明します。
SBI VCトレードの口座開設の流れ
最初に、SBI VCトレードの口座開設方法の大まかな流れを確認しておきましょう。
- 公式サイトにアクセス
- メールアドレスを登録
- パスワードを決める
- 電話番号を登録
- 個人情報等を入力
- 出金先口座を登録
- 本人確認書類を提出
- 口座開設完了
スマートフォン1つあれば、簡単に登録できます。
SBI VCトレードの口座開設に準備するもの
SBI VCトレードでは、「スマホでかんたん本人確認」ですぐに本人確認書類の提出ができます。
本人確認で利用できる書類は、以下の通りです。
・個人番号カード(マイナンバーカード)
・特別永住者証明書
・在留カード
以上の現住所が記載されているもので、いつれか1点を準備しましょう。
外国籍の場合は、「特別永住者証明書」または「 在留カード」を提出が必要です。
SBI VCトレード口座開設のやり方
それでは、実際にSBI VCトレードの口座開設申込をしてみましょう。
一つ一つ、画像付きで手順を解説しています。
ミスが無いように、ゆっくり進めてください。
SBI VCトレードにアクセス
まずは、SBI VCトレードの公式ウェブサイトにアクセスします。
SBI VCトレードになりすましたサイトが存在するかもしれないので、必ずURLを確認してください。
メールアドレスを登録
画面上に表示されている枠内に、メールアドレスを入力します。
「口座開設」ボタンをタップします。
メールを確認する
登録したメールアドレス宛へ、上記のメッセージが送信されます。
URLをクリックしてください。
パスワードを決める
次に、パスワードを決めます。
パスワードは、複雑なほどハッキング対策となります。
パスワードの規定は、8文字以上20文字以下です。
必ず、英小文字・英大文字・数字・特殊記号(&、$、@、*)のうち、3種類以上を使用してください。
決めたら、2の赤枠欄にパスワードを再入力します。
「同意しますにチェック」を入れてください。
最後に「登録」を押します。
電話番号認証
続いて、電話番号を入力します。
認証方法は「SMS認証」もしくは、「電話認証」のどちらかを選びます。
固定電話で登録する場合には、「電話認証」のみに対応しています。
入力を終えたら「登録」ボタンをタップしましょう。
認証コードを入力
SMSに届いた、認証コードを入力します。
固定電話の場合は、音声で聞き取ってから入力してください。
「認証する」ボタンをタップします。
お名前を入力
続いて基本情報の入力に移ります。
まずは、氏名とフリガナを入力してください。
生年月日、性別、国籍を選択
生年月日を選択します。
続いて、性別をチェックを入れましょう。
最後に、国籍を選びます。
現住所を入力
現住所を番地まで、全て入力していきます。
郵便番号を入力して、隣にある住所検索ボタンをタップ便利です。
運転免許証やマイナンバーカードに記載の住所と同じものを入力すると良いでしょう。
ビルや建物名、部屋番号がある場合には、忘れずに入力してください。
「次の画面へ」をタップします。
確認事項にチェック
確認事項を読み、全ての項目にチェックを入れてください。
職業を選択する
職種を選択します。
詳細(勤務先)、業種など細かく入力してください。
年収と金融資産を選択
続いて、年収と金融資産についてです。
こちらもSBI VCトレードで重要な項目です。
正しい情報を選びましょう。
投資経験、投資主要目的、開設のきっかけを選ぶ
投資経験、投資主要目的、開設のきっかけを選びます。
詳細は、それぞれの項目をタップすることで確認ができます。
全て入力をします。
案内メールとSBI Web3ウォレットについて
サービス情報の案内メールを希望する場合には、枠内にチェックを入れます。
SBI Web3ウォレットを作成(無料)する方は、こちらにもチェックを入れてください。
ウォレットを活用することで、日本円でNFTの売買が行えます。この設定は、後からでも申し込みができます。
また、ウォレットの詳細は、この記事の上の「SBI VCトレードの魅力」で解説しております。見つからない場合は、この記事の一番上の目次から飛ぶとすぐに見つかります。
最後に「次の画面へ」をタップしてください。
出金先口座情報の登録
出金先の口座情報を入力します。
必ず、登録名義と完全一致する銀行口座を登録してください。
他人名義の銀行口座の登録は、一切受け付けられません。
入力情報を確認する
入力した内容が、全て正しいか確認してください。
問題がなければ「登録する」をタップします。
本人確認書類提出
スマホでかんたん本人確認を行います。
アップロードできる書類は、以下の通りです。
・個人番号カード(マイナンバーカード)
・特別永住者証明書
・在留カード
以上の中から選択しましょう。
身分証明書の撮影を開始する
撮影の準備をしましょう。
問題がなければ「撮影画面へ」をタップします。
身分証明書の表面を撮影する
iPhoneなどのiOS端末では、カメラのアクセスを求められます。「許可」をタップしましょう。
身分証明書は、太陽光など明るい場所で撮影してください。
「撮影する」をタップします。
身分証明書の厚み撮影の準備
身分証明書の厚み撮影の準備をします。
必ずカードの厚みが見えるように持ちます。
準備ができたら「次へ」をタップします。
身分証明書の厚みを撮影する
念の為、身分証明書の文字に指がかからないように、できるだけ端っこをつまんで持ちましょう。
問題がなければ「撮影する」をタップします。
身分証明書の裏面の撮影準備
身分証明書の裏面撮影の準備をします。
まずは、カードをウラに返します。
太陽光のある明るい場所に置いて撮影しましょう。
準備が整ったら「次へ」をタップします。
身分証明書の裏面を撮影する
身分証明書が、枠内に収まるようにしてください。
「撮影する」をタップします。
セルフィー撮影をする
最後に、セルフィー撮影を行います。
明るい場所で撮影しましょう。
顔に髪の毛がかからないようにしてください。
準備ができたら「撮影画面へ」をタップします。
画面の指示に従って、顔写真の撮影を行いましょう。
個人情報の提出完了
上記の画面が表示されれば、個人情報の提出が完了です。
最後に「完了」ボタンをタップします。
口座開設申し込みが完了
これで、無事にSBI VCトレードの申し込みが完了です。
この後、審査が行われます。
審査が完了すると、登録したメールアドレス宛へ結果が送られてきます。
審査時間は、数日から数週間かかることもあります。
混み合い具合によっても異なるので気長に待ちましょう。
まとめ
SBI VCトレードには、他の取引所にはないサービスが提供されています。
最後に、今回の記事のスマホで口座開設の流れをおさらいしておきましょう。
- 公式サイトにアクセス
- メールアドレスを登録
- パスワードを決める
- 電話番号を登録
- 個人情報等を入力
- 出金先口座を登録
- 本人確認書類を提出
- 口座開設完了
以上が、大まかな流れでした。
過去には、XRPを保有者を対象に、FLR(フレア)トークンやSGB(ソングバード)といった通貨をエアドロップされたこともありました。
SBI VCトレードは、他社にはない魅力もあるので、ぜひ口座開設をしておきましょう。