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LUNCステーキングでバリデーターの選び方|委任先はどこがおすすめ?

Terra Classic(LUNC)をStation Walletに送金することで、ステーキングを行うことができます。

ステーキングでは、LUNCに加えて、USTCの報酬も得られます。合わせると年利で最大20%を超えるほどです。

LUNCのステーキングを始めたいけど「バリデーターはどこを選べばいいか悩んでいる。」「委任先の選び方やおすすめを知りたい。」という方は、この記事を読むことで解決ができます。

LUNCのステーキングのやり方について知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

Terra Classic(LUNC)をステーキングする方法|利率や報酬を解説

まずは、ステーキンで委任先となるバリデーターとは、どのようなものなのかについて知っておきましょう。

バリデーターとは?

バリデーターは、ブロックチェーンの維持とトランザクション(取引)の正当性を検証するための役割を果たすノードのことです。

LUNCを含む多くの暗号通貨は、プルーフオブステーク(PoS)が採用されています。ビットコインでは、プルーフ・オブ・ワークシステム(PoW)となっています。

PoSでは、ステーキング(Staking)と呼ばれ、PoWでは、マイニングと呼ばれます。

PoWでは、いち早く複雑な計算式を解いて、ブロックを生成した人がビットコインとして報酬が獲得できます。

ステーキングは、新しいブロックの生成でトランザクションの検証する作業を行うことを言います。

PoSは、通貨の保有量の多い人がたくさんの報酬を得ることができます。また、より多くの報酬を取得するには、長期間の預け入れをする必要があります。

ビットコインのマイニングでは、多くの電力を使用しますが、イーサリアムやLUNCのようなPoSでは、大量の電力消費をすることがありません。

バリデーターは、複数存在しており、組織的なものから個人が運営するものも存在します。

LUNCをステーキングをするには、Station Walletを作成し、バリデーターを選択して委任(Delegate)する必要があります。そこで、重要となるのが「良いバリデータ」に委任することです。

それには、重要な見分け方というものが存在します。

良いバリデーターの見分け方

LUNCのステーキングでは、「このバリデーターを選んだ方が良い」というような明確な答えはありません。

ただし、その中にも良いバリデーターと選んではいけないバリデーターというものが存在します。

それを理解せずに、適当に選んでステーキングを開始してしまうと報酬が減ってしまったり、最悪の場合、報酬がもらえないということになりかねないのです。

良いバリデーターの選び方は、以下を基準にして参考にすると良いでしょう。

・バリデーターが稼働しているか
・議決権の割合が高すぎず低すぎないこと
・手数料は適切か
・長期で運営される見込みはあるか

基本的には、上記の項目を満たしていれば良いバリデーターである可能性があります。

良いバリデーターへ委任することで、報酬を取り損ねることなく長期で運用できることが期待できます。

バリデーターの選び方

LUNCのステーキングのやり方は、バリデーターに委任することで報酬が得られるということが理解できたと思います。

バリデーターは、複数存在するためその中から委任先を選ばなければいけません。

これから紹介する項目を参考にすることで、数多くのバリデーターを篩にかけることができます。その中から、自分にとってベストな運用先を選択すると良いでしょう。

ちなみにですが、複数箇所に分けて委任してステーキングすることも可能です。

それでは、一つ一つ解説していきます。

Voting Powerは、高すぎず低すぎないこと

Voting Powerとは、議決権の強さを表します。

パーセンテージで表記されており、数値が高ければ高いほど議決権が強いです。

この数値は、保有LUNCの枚数によって変化します。そのバリデーターに委任している合計のLUNCの枚数によって決定されます。

これは、ガバナンス投票(Governance)の際に、議決権が強いほど有利に働きます。

その運営者やLUNC保有者と自分の意見の違いもあるので、委任先は非常に重要です。

LUNCをステーキングする際には、このVoting Powerが高すぎず、かつ低すぎない方が良いでしょう。

この数値が、分散化されることでネットワークの安定性、セキュリティなどを維持、向上に良いとされています。また、分散化によって新たな投資家を呼ぶことも期待できるのです。

逆にVoting Powerが低すぎることには、バリデーターが停止となることがあります。停止になってしまうと報酬が得られないため、別の場所へ再委任(Redelegate)する必要が発生します。委任場所を変えるには、21日間ロックされてしまうので、その間は報酬が得られません。

ステーキングする際には、Voting Powerに注視することが重要だと言えるでしょう。

Commissionは、適切か?

Commissionは、ステーキングでの手数料を意味します。

手数料は、LUNCの報酬を大きく左右する重要な値です。

LUNCの手数料は、0%〜100%に設定されています。このパーセンテージは、バリデーター運営者が手動で変更することができ、これらの割合が運営者の報酬となります。

以下のリストは、Comissionのパーセンテージによって得られるLUNCの割合となります。今回は、$100を運用した場合のLUNCのみのAPR(年利)で計算しました。

さらに詳しく年利を知りたい場合には、以下の記事を参考にしてください。

Terra Classic(LUNC)をステーキングする方法|利率や報酬を解説

Commission
(手数料)
LUNC
報酬割合
$100運用
(APR / 年利)
0%100%約$15
5%95%約$14.25
10%90%約$13.5
20%80%約$12
30%70%約$10.5
40%60%約$9
50%50%約$7.5
60%40%約$6
70%30%約$4.5
80%20%約$3
90%10%約$1.5
100%0%$0

上記の表を確認すると、Comission(手数料)の低ければ低いほど、もらえる報酬の数量が多いことが分かります。

Commissionが、0%の時は、100%の報酬がもらえます。一方で、Commissionが20%の時は、80%の報酬しかもらえなくなってしまいます。

ただ、Commissionが低いことが良いと思われがちですが、そうでない場合もあります。

Commissionで注意すべきこと

良いバリデーターで、Commissionが低ければステーカーにとって最も良い委任先だと言えます。

ですが、そんな都合の良いことばかりではありません。

良質なバリデーターの運用には、費用がかかります。月額、数万円などで運用している人も多いです。その運営費用は、Commissionから充てることもあるでしょう。

そうしたことからもCommissionが、10%を超えることも少なくありません。当初、0%で運営していることがあっても突然、20%に変更されてしまうということがあります。すでにステーキングを行っている方は、そういった経験をした方も多いはずです。

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最初は0%で運営して、ある程度、ステーキングする人が集まったら手数料を上げるというのが一般的でしょう。そういったことからも生涯0%で運営しているバリデーターというのは、ほとんどいません。

ごく稀に、50%や100%と非常に高い手数料を設定しているバリデーターもいます。運用内容は、手数料の全てをBurn(バーン)するといった内容もありますが、信用しない方が良いでしょう。もしバーンをしたいなら、あなた自身がCommissionが低い場所に預けて、個人的にバーンウォレットに送金すると良いかと思います。

このCommissionは、運営者が毎日変更することができます。それについては、次の項で解説します。

毎日の変更可能手数料はどのくらいか

Commission(手数料)は、バリデーターの運営者が手動で毎日上げたり減らしたり変更することができます。

毎日の変更可能手数料を確認の仕方は「Max daily change」と記載されている部分をチェックしましょう。

こちらは、バリデーターの詳細から確認ができます。

確認方法は、まずTerra Station(テラ・ステーション)の公式ウェブサイトを開きます。

続いて、「Stake」をクリックします。

「Manual Stake」をクリックし、LUNCロゴの左隣にある矢印をクリックするとバリデーター一覧が表示されます。

詳細を確認したい「バリデーター名」をクリックしてください。

すると、左下に毎日の変更可能手数料(Max daily change)が表示されます。

上記のケースでは、1.00%となっています。これは、毎日1%ずつ上昇できるという意味です。変更は、運営者の気持ち次第なので、いつ手数料が上がるか、下がるのかは不明です。

この数値は、0%〜100%まで設定が可能です。0%に設定されていると、手数料が一切変更ができないことを示します。しかしながら、0%に設定しているバリデーターは、現時点では見たことがありません。

基本的にMax Daily changeの数値は、0.5%〜1%が多いのではないでしょうか。この数値を大きく設定しているバリデーターには、注意が必要です。

Max Daily changeは、低い方が良いでしょう。

最大手数料を確認する

LUNCをステーキングする際には、最大手数料(Max commission)も必ず確認しておかなければなりません。

最大手数料(Max)は、「毎日の変更可能手数料」で解説した表示方法で確認が可能です。

バリデーターの詳細にある「Max」と記載があるのが最大手数料を示します。

最大手数料も0%〜100%まで設定ができます。

上の画像のように、もし100%に設定しているバリデーターを発見した場合には、将来的にその数値まで手数料を引き上げられる可能性があるということです。

一般的には、MAX10%〜20%に設定されているバリデーターが多いかと思われます。

こうした設定がされていれば、最大でも10%〜20%までしか手数料を引き上げることができないので、ある程度は、信頼できる運営者ではないかと考えられるかもしれませんね。

バリデーターの情報を確認する

バリデーターは、個別に情報が記載されていることがあります。

これらの内容をチェックすることで、どんな運営者なのか?信用できそうか?など少しだけでも選択する基準となる場合があるでしょう。

情報は、次のようなことが記載されているかもしれません。

・バリデーターの自己紹介や運営内容
・ホームページ
・X(旧Twitter)などのSNSアカウント

バリデーター名をクリックすると、一番上に自己紹介や運営目的の内容といったことを明記していることがあります。

その中に、ホームページのURLやX(旧Twitter)のアカウント名が含まれることもあるでしょう。

これらの情報を確認することで、どのような目的で運営をしているのか?ホームページやアカウントは、稼働しているのか?長期で運営されていく見込みがあるのか?といったことが分かるかもしれません。

こういった項目もバリデーターを選択する際に、少しばかり役立つ可能性があります。

Uptimeが99.9%以上のバリデーターを選択する

バリデーターを精査するために、Uptime 90 Daysという項目もチェックしておきましょう。

この項目に関しては、こちらのページから確認ができます。

ウェブサイトにアクセスすると、バリデーターが一覧で表示されるので、右側にスクロールします。

すると、「Uptime 90 Days」という欄が表示されます。

こちらは、バリデーターの90日間の稼働率を意味します。

簡単に説明すると、バリデーターが90日間でストップすることなく稼働し続けているかというのがパーセンテージで分かります。

こちらの数値は、0%〜100%で記載されています。もちろん、100%が一番良いです。

ステーキングでは、365日24時間ストップすることなく稼働し続けているというのが重要です。もし稼働していない、著しく乖離がある、それによってラグのようなものが発生すると、報酬が減ってしまいます。

できる限り、Uptime 90 Daysが99.9%以上の稼働率という数値のものを選ぶのが良いでしょう。

委任先はどこがおすすめ?

ここまで見てきましたが、結局バリデーターは、どこがおすすめなの?と聞きたい方も多いことでしょう。

しかし、バリデーターのステータスは、常に変化するので「ここがいいよ!」といった答えは存在しません。

例えば、Commissionが5%だったのが20%に増加したとなるとそれは、好ましくないバリデーターだと考えられます。

Voting Powerが突然に減少したり、Uptimeが著しく低下しているのもおすすめとは言えません。

最悪の場合には、稼働が停止していることもあります。

こういったことからもステーキングをする際には、上記で説明した内容を組み合わせて、将来的に稼働し続ける見込みがあるのかというのを見極める必要があるのです。

今回の記事を読めば、ある程度良いラインであるバリデーターを発見できるはずです。

加えて、ステーキングを開始したら、そのまま放置するのではなく、バリデーターが停止していないかなど定期的に見張っておく必要があるでしょう。

最後に

今回の記事では、LUNCステーキングでバリデーターの選び方について解説しました。

バリデーターのおすすめはありませんが、この記事で解説した項目を組み合わせることで、できる限り良質な委任先を見つけることができます。

適当にバリデーターを選択してしまうと、報酬が減ってしまったり、最悪の場合にはもらえないといったことにもなりかねません。

バリデーターを変更するには、21日間ロックされてしまうので委任先は、慎重に選ぶことをおすすめします。

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