「ビットコインを始めてみたいけれど、何歳からできるのか気になっている」「未成年でもビットコイン投資ができるのか知りたい」と思っている人は案外多いようです。
ビットコインの認知度が高まってきているため、早いうちに投資を始めてみたいと考える人も増えているでしょう。
そこでこちらの記事では、ビットコインは何歳から始められるのかということや、未成年で始めることのメリットやデメリット、注意点を詳しく紹介します。
ビットコインの投資はもちろん魅力もありますが、注意すべき点もたくさんあるのでしっかりと記事を確認してみてください。
- ビットコインは何歳から始められる？
- ビットコインを未成年で始めるメリット
- ビットコインを未成年で始めるデメリット
- 18歳以上から登録できる仮想通貨取引所
- Coincheck(コインチェック)4-1
- SBI VCトレード4-2
- bitbank(ビットバンク)4-3
- BITPOINT(ビットポイント)4-4
- DMM Bitcoin4-5
- bitFlyer(ビットフライヤー)4-6
- 未成年でも開設できる取引所はBTCBOX（ビットコインボックス）
- 未成年のビットコインの始め方・購入手順
- ビットコインを未成年で始める注意点
- 未成年がビットコインで失敗しない方法
- 何歳からでもビットコインは始められるけれど18歳以上が推奨
ビットコインは何歳から始められる？
ビットコインを始めるにあたって、押さえておきたい重要なことは、何歳から始められるかについてです。
これから仮想通貨投資を始めてみようと思っている方、すでに初めてしまっている方も多いのではないでしょうか。
何も考えずに初めてしまうと危険なこともあるかもしれません。しっかりルールを守りながら、正しい手順で始めるようにしましょう。
それでは早速、ビットコインは何歳から始められるのかということを詳しく解説していきます。
ビットコインの取引に年齢制限はない
まず、ビットコインの取引に関して、年齢制限は定められていません。
「未成年だからビットコインの取引ができない」「未成年ではビットコインを購入できない」といったように、年齢による制限はないということです。
とはいえ、ビットコイン取引を子どもや未成年でも自由にできるかと言えば、そういうわけではありません。
次の章で、さらに詳しく解説していきます。
未成年で口座を作れる取引所もあるが親権者の同意が必要
ビットコインを取引するための口座の多くは、基本的に未成年では開設できないものがほとんどです。
そのため、未成年でもビットコイン取引ができるとは言っても、自分で自由に口座を作って取引ができるというわけではありません。
一部の取引所では、未成年でも口座を作れる場合もありますが、その場合でも親権者の同意書を用意する必要があります。
18歳以上なら自分で口座開設が可能
自由にビットコイン取引をするための口座を開設できるようになる年齢は、18歳以上ということになります。
成人しないと親権者の同意なしに口座開設をすることができないためです。
成人の年齢が、20歳から18歳に引き下げられたため、ビットコインの口座開設の年齢も18歳に引き下げられました。
ここまでの説明をまとめると、ビットコイン取引自体は年齢制限がないものですが、できるだけ口座開設が自分だけでできる18歳になるまでは待ってから始めるほうが安心だということです。
ビットコインを未成年で始めるメリット
ビットコインへの投資は、年齢制限がないという意味では未成年の方でも可能です。
ビットコイン投資をなるべく早く始めることについては、メリットになる部分もあるのでチェックしてみてください。
長期保有による利益が得られる可能性が高い
ビットコインはさまざまな金融資産と比較して、価値の変動が激しい特徴があります。とはいえ、長期的に見れば価格は上昇傾向にあります。
未成年など早いうちに始めて長期的に保有することで、将来的に利益を得られる可能性が高まるのが魅力です。
長期投資は、少しでも長く所持することが重要なので、その点で少しでも早くスタートすることはメリットになるでしょう。
金融リテラシーが高まる
ビットコイン取引を通じて、投資や資産運用の知識を早いうちから身につけられるのも魅力です。
未成年のうちから金融リテラシーを高めることで、成人後のお金の管理にも役立つでしょう。
ビットコイン投資で金融リテラシーを高めるためには、なんとなく投資に取り組むのではなく、仕組みや増やし方をしっかりと考えながら進めるのが重要です。
リスク管理能力を学べる
ビットコインは価格変動が大きいため、リスク管理能力を養うことができるのがメリットの1つです。
未成年のうちからリスクと向き合いながら投資を行うことで、将来の資産運用に役立つスキルが身につきます。
とはいえ、大きなリスクが伴う可能性も十分にあるので、リスクを取りすぎないように常に注意しながら取り組むのが大切です。
ビットコインを未成年で始めるデメリット
ビットコイン投資を早く始めるメリットを3つ紹介しましたが、当然デメリットとなる部分もあります。
むしろ、危険なことがたくさん考えられるので、デメリットが不安な場合は成人するのをまってから始めるほうが安心です。1つずつチェックしていきましょう。
資金管理が難しい
ビットコインは価格変動が大きいため、投資資金を管理するのが難しいです。
未成年の場合、自分の収入で投資を続けるのは現実的ではなく、どうしても親の援助を受けて投資をする必要があります。
そのような中で資金管理が上手くできずに失敗してしまうと、多額の資産を失うことにもなりかねないことは、しっかりと把握しておくようにしましょう。
ビットコインの仕組みが理解しにくい
ビットコインで投資をする上で、仕組みを把握しておくのは失敗を減らすのに効果的ですが、しっかりと仕組みを把握しきれないデメリットがあります。
こちらはビットコイン投資だけに限った話ではありませんが、どのような投資にもそれぞれ特徴や仕組みがあります。
プロ並に理解するのは難しくても、それなりに理解した上で少額ずつ始めていくのが失敗を減らすポイントです。
未成年の場合、仕組みの理解が上手くいかないこともあるので注意が必要です。
ビットコインにハマりすぎてしまう
ビットコインへの興味や関心が強くなりすぎると、学業や部活動など未成年にとって最も重要なことを疎かにしてしまう可能性があります。
健全な成長のためには、ビットコインにハマりすぎないよう気をつける必要があります。
また、大切なことを疎かにするだけでなく、ハマりすぎることで深追いして資産を失うという可能性もあるので、ビットコイン投資をする場合でも熱中しすぎないことが大切です。
続いて、仮想通貨をできるだけ早く始めたい方へ、18歳から登録できる取引所をまとめておきます。
18歳以上から登録できる仮想通貨取引所
成人の年齢が、引き下げられたことからも、18歳以上で登録できる仮想通貨取引所が増えてきました。
それでもまだ、全ての取引所が対応しているわけではなく、いくつかの取引所では、20歳からという年齢制限を設けているプラットフォームもあります。
できるだけ早く自由に投資を始めたいという方のためにも、18歳以上で登録できる仮想通貨取引所をまとめてみました。
以下が、18歳以上で登録できる取引所と年齢制限について表にまとめました。
| 名称 | 年齢制限 |
| Coincheck(コインチェック) | 18歳以上75歳未満 |
| SBI VCトレード | 18歳以上75歳未満 |
bitbank(ビットバンク) | 18歳以上〜制限なし |
| BITPOINT(ビットポイント) | 18歳以上80歳以下 |
| DMM Bitcoin | 18歳以上75歳未満 |
| bitFlyer(ビットフライヤー) | 現物取引：18歳以上〜制限なし レバレッジ取引：20歳以上80歳以下 |
Coincheck(コインチェック)
| 名称 | Coincheck(コインチェック) |
| 年齢制限 | 18歳以上75歳未満 |
| 取扱銘柄数 | 31種類 |
| 積立投資 | 可 |
| 現物取引形式 | ・販売所 ・取引所 |
| レバレッジ | 不可 |
| 入金手数料 | 無料 |
| 出金手数料 | 407円 |
| 公式サイト | Coincheck公式サイト |
・柴犬コインが取引できる
・積立投資が300円から始められる
・年齢制限がある
・出金手数料がかかる
コインチェック(Coincheck)では、18歳以上75歳未満であれば利用ができます。
スマートフォンアプリのレイアウトがシンプルなため、初心者でも簡単に取引ができます。
ビットコインやイーサリアムだけでなく、話題の柴犬コインに投資ができます。主要銘柄、アルトコイン含めて31種類と非常に高水準です。
積立投資にも対応しており、300円からと奨学金額から始められるのも大きなメリットでしょう。
2023年12月14日に柴犬コインの取り扱いが開始されました。
SBI VCトレード
| 名称 | SBI VCトレード |
| 年齢制限 | 18歳以上75歳未満 |
| 取扱銘柄数 | 24種類 |
| 積立投資 | 可 |
| 現物取引形式 | ・販売所 ・取引所 |
| レバレッジ | 可(最大2倍) |
| 入金手数料 | 無料 |
| 出金手数料 | 無料 |
| 公式サイト | SBI VCトレード公式サイト |
・貸コインに対応している
・積立投資ができる
・メンテナンス中は、取引ができない
・レバレッジの取扱銘柄が少ない
SBI VCトレードでは、18歳以上、75歳未満であれば登録ができます。
購入方法がシンプルで、数量を入力すれば売買ができます。
暗号資産を預けて報酬が得られる貸コインに対応しているのも特徴の一つです。
その他、積立投資にも対応しています。
入金手数料と出金手数料がどちらも無料となっており、費用の節約ができるでしょう。
bitbank(ビットバンク)
| 名称 | bitbank(ビットバンク) |
| 年齢制限 | 18歳以上〜制限なし |
| 取扱銘柄数 | 38種類 |
| 積立投資 | 不可 |
| 現物取引形式 | ・販売所 ・取引所 |
| レバレッジ | 不可 |
| 入金手数料 | 入金方法によって異なる |
| 出金手数料 | 550円（3万円未満） 770円（3万円以上） |
| 公式サイト | bitbank公式サイト |
・豊富な銘柄数
・XYM(シンボル)の取引ができる
・出金手数料がかかる
・レバレッジ取引ができない
bitbank(ビットバンク)は、18歳以上であれば年齢制限がなく75歳以上の方でも登録が可能です。
日本国内でも最高水準の38種類の銘柄が取り扱われており、色々なアルトコインに投資をしてみたい人にもおすすめです。
国内では、まだあまりないXYM(シンボル)の取引もできます。
積立投資には、対応していないので、利用したい場合は、他の取引所と併用することもおすすめです。
BITPOINT(ビットポイント)
| 名称 | BITPOINT(ビットポイント) |
| 年齢制限 | 18歳以上80歳以下 |
| 取扱銘柄数 | 22種類 |
| 積立投資 | 可(5,000円〜) |
| 現物取引形式 | ・販売所 ・取引所 |
| レバレッジ | 不可 |
| 入金手数料 | 無料 |
| 出金手数料 | 無料 |
| 公式サイト | BITPOINT公式サイト |
・積立投資ができる
・他にはないアルトコインが上場している
・ステーキングが利用できない
・積立投資の最小金額が5000円〜
BITPOINT(ビットポイント)は、18歳以上80歳以下という年齢制限があります。
大きなメリットとして、現物取引の手数料が無料ということです。ビットコインやアルトコインの売買で無駄な費用を節約できます。
積立投資にも対応していますが、5,000円からの入金が必要です。
大きな特徴として、オシトークン(OSHI)やディープコイン(DEP)、プロジェクトゼノというブロックチェーンNFTゲーム内通貨(GXE)といった他には上場していないコインも扱われています。
入出金手数料も無料となっています。
DMM Bitcoin
| 名称 | DMM Bitcoin |
| 年齢制限 | 18歳以上75歳未満 |
| 取扱銘柄数 | 38種類(レバレッジ取引を含む) |
| 積立投資 | 不可 |
| 取引形式 | ・販売所 |
| レバレッジ取引 | 可能(最大2倍) |
| 入金手数料 | 無料 |
| 出金手数料 | 330円（税込） |
| 公式サイト | DMM Bitcoin公式サイト |
・アルトコインのレバレッジ取引ができる
・簡単な操作性
・積立投資ができない
・出金手数料がかかる
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)では、18歳以上75歳未満の範囲で口座開設ができます。
銘柄数は、38種類(レバレッジ取引を含む)と、国内でも多い水準です。
数多くのアルトコインのレバレッジ取引にも対応しているのが特徴です。
その中には、ソラナ(SOL)、リップル(XRP)やドージコイン(DOGE)、エイプコイン(APE)など話題のコインの売買が可能です。
最大2倍のレバレッジで取引ができます。
bitFlyer(ビットフライヤー)
| 名称 | bitFlyer(ビットフライヤー) |
| 年齢制限 | 現物取引：18歳以上〜制限なし レバレッジ取引：20歳以上80歳以下 |
| 取扱銘柄数 | 32種類 |
| 積立投資 | 可 |
| 現物取引形式 | ・販売所 ・取引所 |
| レバレッジ | 可能(最大2倍) |
| 入金手数料 | 住信SBIネット銀行: 無料 その他の銀行: 330円(税込) / 件 |
| 出金手数料 | 220~550円（3万円未満） 440~770円（3万円以上） |
| 公式サイト | bitFlyer公式サイト |
・レバレッジ取引ができる
・積立投資ができる
・入金方法によって手数料がかかる
・現物(取引所)の取扱銘柄が少ない
bitFlyerは、現物取引が18歳以上であれば75歳以上でも制限なく利用ができます。
取扱銘柄数32種類と数多くの銘柄が取り揃えられています。取引所で売買できる銘柄は、ビットコイン(BTC)のみとなっています。
その他にも積立投資やレバレッジ取引にも対応しています。レバレッジは、最大2倍です。
ただし、レバレッジ取引は、20以上80歳以下という年齢制限が設けられています。必ず確認しておきましょう。
上で紹介した取引所では、すべて18歳以上であれば開設することができます。
続いて、未成年(17歳以下)でも開設できる仮想通貨取引所を紹介します。
未成年でも開設できる取引所はBTCBOX（ビットコインボックス）
BTCBOXは2014年に設立された取引所で、国内で唯一、未成年が仮想通貨口座を開設できます。
日本円で仮想通貨を購入でき、金融庁から正式な認可を受けているのも特徴です。
専用のスマートフォンアプリを提供しているのも、BTCBOXの便利な特徴の1つです。
2024年4月現在、ビットコインを含む7種類の仮想通貨の取引ができます。
未成年の口座を開設する場合、同居する親権者の同意が必要で取引主体者も親権者となるので、親権者の理解や協力が必要不可欠です。
未成年のビットコインの始め方・購入手順
ここからは、もし未成年でビットコイン投資を始めるなら、どのような手順で始める必要があるのかを解説していきます。
親の同意や協力が必要で、失敗した場合のリスクも伴うので、安易に始めることなく慎重に検討していきましょう。
親の同意を得て口座開設するか親名義の口座を開設してもらう
未成年がビットコイン投資をする場合、まずは親の同意を得る必要があります。
未成年の方が自分で口座を開設する際は、必ず親の同意が必要となります。
もしくは、親名義の口座を開設してもらい、その口座で取引してもらうのも1つの方法です。
ビットコイン投資をするには、ビットコイン取引ができる取引所で口座を作るのがスタート地点となります。
口座に資金を入金する
取引所の口座が開設できたら、次は口座内に資金を入金していきます。
未成年が自分の収入で投資を行うなら、使える資金が限られていることがほとんどでしょう。
投資にあてる資金管理は慎重に行い、無理のない範囲で資金を用意するのが大切です。
無理にビットコイン投資に資金を注ぎ込んでしまうと、資産を失って困ったことになる可能性もあることはしっかり念頭に置いておいてください。
値動きを確認しながらビットコインを購入する
資金の用意までできたら、いよいよビットコインの購入です。
ビットコインは価格変動が激しいため、値動きを注視しながら慎重に購入するようにしましょう。
ビットコインの値動きを確認しながら実際に購入することは、ビットコインの仕組みや価格変動の特徴などをつかむ勉強にもなります。
資金を一気に投入してしまうと、価格変動で下がったときのリスクが大きくなるので、初めは少しずつ様子を見ながら購入する方が安全です。
ビットコインを未成年で始める注意点
こちらの記事では、ビットコインを未成年で始めるメリットとデメリットの両方を紹介してきましたが、未成年でビットコイン投資をするのは基本的に注意点の方が多いです。
なるべく成人してから投資をするようにし、どうしても未成年のうちから始めたい場合はしっかりと注意点を確認しておきましょう。
保護者の協力や理解が必須
未成年がビットコイン投資を始めるには、保護者の協力と理解が必要不可欠です。
口座開設や資金管理など、保護者の同意や協力がないと進めることができないからです。
そのため、未成年でビットコインを投資を始めるなら、スタートする前に保護者との十分な話し合いが大切になります。
保護者が理解と協力を示してくれないと、未成年が自分で判断してビットコイン投資を始めるのはとても難しいので、注意してください。
法的に問題がないかを確認
ビットコイン取引を始める前に、法的な問題がないかどうかしっかりと確認する必要があります。
取引所の利用規約などをよく読み、問題がないことを確認しましょう。
未成年の場合、ビットコイン取引の内容に制限が設けられていることもあるので、ルールから外れた投資を行っていないか常に注意しておくのが大切です。
リスク管理や仕組みの理解を常に意識
ビットコインは価格変動が大きいため、他の金融商品と比べてリスクが高いことを意識しておきましょう。
リスクの高さは未成年だけでなく投資をする全ての方が意識しておくべき問題ですが、親の協力が必要な未成年の方は特に注意しておく方が安心です。
ビットコイン投資についての十分な知識がないと、大きな損失につながる可能性があります。
ビットコインの特徴や取引の流れをしっかりと理解し、リスクを最小限に抑える方法を学ぶことが重要です。
ギャンブル的要素でハマらないように注意
ビットコインには投資ではなく投機的な側面があり、関わり方によってはギャンブル的要素も含まれています。
未成年の方がギャンブル的にビットコインにハマってしまうと、健全な成長に悪影響を及ぼす可能性があります。
ビットコイン投資にのめり込んでギャンブル的にハマってしまわないよう、冷静に投資を行うのが重要です。
未成年がビットコインで失敗しない方法
最後に、未成年がリスクを最小限にしながらビットコインと関わるために、知っておきたい方法を紹介していきます。
投資を始める前には、必ず読んでおくべき内容をまとめております。
一つ一つ丁寧に確認しておきましょう。
現物取引だけする
未成年がビットコイン投資を始めるならリスクの高い先物取引などは避け、現物取引に限定するのが賢明です。
先物には、証拠金取引(レバレッジ)というものがあります。
レバレッジ取引は、自分の入金したお金を担保にして、そのお金の2倍などといった投資ができることです。つまり、5万円を入金したら2倍の10万円分の取引ができるというものです。
先物取引は知識や経験がより必要になり、失敗した時のリスクがとても大きいです。
現物取引に限定しておくと、価格変動リスクは高いものの、先物取引ほどの大きなリスクは回避できます。
現物取引に絞ることで、リスクを最小限に抑えながらビットコインの仕組みを少しずつ学ぶことができるでしょう。
分散投資する
投資を行うなら、ビットコイン以外の金融資産にも投資を分散することも考慮すべきかもしれません。
ビットコインだけでなくアルトコインも含め、ボラティリティ(価格変動)が激しいため、一つの銘柄に集中投資するのはとても危険です。
暗号資産だけに集中せず、株式の投資信託などにも分散して投資することで、リスクを下げられます。
幅広い投資商品の理解を深めることで、金融リテラシーを高められるメリットもあります。
借金をしない
仮想通貨投資は高いリターンが期待できますが、一方で大きな損失を出すリスクもあるのが注意点です。
未成年の方に限ったことではありませんが、返済能力がないにも関わらず借金をしてまで投資を行うのは、非常に危険です。
リスクを最小限にするためには、借金をせずに自分の持っている資金のみ用意して投資を行う必要があります。
借金をして行う投資は、高いリターンを狙って大きなリスクを受け入れることなので、安全性を重視するなら辞めておくのが安心です。
何歳からでもビットコインは始められるけれど18歳以上が推奨
今回は、ビットコイン投資は何歳から始められるのかということや、未成年で行うメリット・デメリットや注意点について詳しく解説しました。
ビットコイン投資は長期的に所持することでリスクを減らせるメリットがあります。
しかし、未成年では親の同意なしで口座開設ができなかったり、値動きが激しくリスクが高めの投資だったりするため、なるべく成人してから行う方が安全なものでもあります。
今回紹介したリスクや注意点をしっかりと把握した上で、できるだけ成人になるのを待ってからビットコイン投資をするのがおすすめです。
また、暗号資産投資をするなら、資金管理や分散投資に注意して進めていきましょう。
