先日、Floki(フロキ)が海外の仮想通貨取引所バイナンスに上場したことでチャートが大きく上昇したことは記憶に新しいでしょう。
Flokiが大きなニュースとなったことで世界からは、さらに注目を浴びています。
そんなFloki(フロキ)とは、一体どのような仮想通貨なのか?ということについてとコインの買い方も解説していきます。
【仮想通貨】Floki(フロキ)とは?
Floki(フロキ)とは、2021年7月8日にイーサリアムチェーン上に誕生した仮想通貨です。
当初、Floki Inu(フロキ犬)という名前でプロジェクトを立ち上げましたが、現在はFloki(フロキ)に変更されています。
Flokiは、柴犬コインが急騰したことでそのインスピレーションから誕生しました。トークン名は、Elon Musk(イーロン・マスク)氏の飼っている柴犬の名前がFloki(フロキ)であることが由来となっています。
初期のウェブサイト上でのロードマップの最終段階として、「Tesla give away」という記載がありました。
これは、すべてのFlokiホルダーに対して電気自動車テスラ(Tesla)を購入できるくらい価格を押し上げるといった意味であったと考えられます。
また、イーロンマスク氏の弟であるKimbal Musk(キンバル・マスク)氏とのパートナーシップも結んでいました。
初期からGo to Valhallaというようなスローガンを運営とコミュニティで掲げています。
プロジェクト開始後は、DefiであるUniswap(ユニスワップ)でのみ取引ができました。
この頃は、仮想通貨のバブル真っ只中で、Defiで取引ができる数々のミームコインが大きな上昇をしていました。このほかにもBaby Doge Coin(BabyDoge)、FEG Token(FEG)、SafeMoon(SAFEMOON)といった草コインも競合していました。
強さと勢いがあるコミュニティが協力をして、Twitterなどでプロジェクトを押し上げていたこともFlokiが注目された要因の一つでしょう。立ち上がった頃から、Flokiの将来性を期待する人たちが多い印象があります。
Flokiでは、NFTも存在します。初期のFlokiホルダーに対して、「Floki Inu – Diamond Hands -」というNFTが無料配布されました。
これには、 Bronze Tier、Silver Tier、Diamond Tier、Ruby Tierの4種類があり、公式サイトからMetaMask(メタマスク)などのウォレットを通じてミントできるということも話題となりました。
こちらのNFTは、現在もOpenSeaで取引できます。
ウェブサイト上では、様々なユースケースとロードマップが公表されています。現在では、NFTメタバースゲームのヴァルハラ(Valhalla)、DeFiプロトコルのFlokiFi、NFTと商品のマーケットプレイスであるFlokiPlaces、Visaとマスターカードのプリペイドカード「Floki Card(フロキカード)」、暗号教育プラットフォームのFloki Universityというようなものが提供されています。
2023年10月27日には、TokenFiが稼げるステーキングサービスもスタートしました。
【仮想通貨】Floki(フロキ)がローンチ後、708倍を達成!
Floki(フロキ)は、ローンチ後の最高値(ATH)で708倍を達成しています。
ローンチ当時2021年7月8日の最安値は、$0.0000005041となっており、2021年11月4日には、$0.0003572という最高値をつけています。最安値から約708倍となりました。
この頃、1万円分のFloki(フロキ)を買っていたら最高値では、約700万円になっていたことでしょう。
現在は、$0.00003576です。それでも当初から約42.3倍となっています。
以下が、2023年1月から現在までのTradingViewでのFloki Inuチャート推移となっています。
最近では、Flokiが海外の大手取引所Binanceに上場したことやRWA(現実資産)のプラットフォームTokenFiのローンチが発表されたことから一時40%を超える大きな上昇がありました。
Flokiが、RWA(現実資産)のプラットフォーム「TokenFi」のローンチ
近年、現実資産(RWA / リアルワールドアセット)というワードが話題を呼んでいます。
そんなRWAにFlokiも参入することを発表し、トークン化プラットフォーム「TokenFi」をローンチしたことで注目を浴びています。
RWAとは、現実世界の資産、アートやゴールドといった貴金属などから住宅、債券、不動産、自動車などを指しています。
これらの現実に存在する資産をブロックチェーン上で、トークン化するといった新たなアイデアが期待されています。
暗号資産上でのテザー(USDT)などのステーブルコインもその一部だと考えられるでしょう。テザーは、1ドルを保っている仮想通貨で、退避資産としても利用されます。これは、アメリカで流通するお金1ドルに相当価値があるものなので、これも現実資産と言えるでしょう。
FLOKI(フロキ)を預けることでTokenFi(TOKEN)が稼げるというステーキングサービスもスタートしました。
ステーキングのやり方については、以下の記事をご覧ください。
Floki(フロキ)のステーキング方法|仮想通貨TokenFiが稼げる
【仮想通貨】Floki(フロキ)の買い方
Floki(フロキ)の主な購入方法は、以下のようになっています。
・Binance(海外版)
・Kucoin
・Gate
・MEXC
・Bitrue
・Uniswap
・PancakeSwap
以上のような取引所を使用することで取引ができます。
プロジェクト開始後は、DefiであるUniswap(ユニスワップ)でのみ取引ができました。現在は、スマートチェーン上にもローンチしています。ですので、BNB(バイナンスコイン)で取引ができるPancakeSwap(パンケーキスワップ)のプラットフォームを利用しても売買が可能となっています。
ほかにも数々の海外取引所に上場しているため、取引場所の幅が広がりました。
残念ながら、現時点では日本の取引所には上場していません。
もし、取引する場合には、日本の仮想通貨取引所から海外の取引所やMetaMaskなどへ仮想通貨を送金すること必要になります。
今回は、DeFiを利用してFloki(フロキ)を取引してみます。
UniSwapでFloki(フロキ)を購入する方法
DeFi(Decentralized Finance)は、分散型金融と呼ばれ中央集権的な管理者が存在しないプラットフォームのことを言います。
今回利用するUniSwapもDeFiの中の一つです。
UniSwapを利用でFlokiを購入する手順は以下の通りです。
・MetaMask(メタマスク)の作成
・MetaMaskにイーサリアム(ETH)を送金
・UniswapでFloki(フロキ)を購入
日本の取引所口座開設
まずは、日本の取引所を開設しましょう。
日本の取引所は、イーサリアム(ETH)の送金ができる取引所を利用します。
イーサリアムは、コインチェックでも購入ができます。
Metask(メタマスク)の作成
続いて、MetaMask(メタマスク)ウォレットの作成を行います。
UniSwapは、ウォレットと連携することで利用ができます。
Ledger NanoなどのハードウェアウォレットをMetaMaskに接続しておくと、ハッキング対策となりますので、導入することも検討してみてください。
MetaMaskにイーサリアム(ETH)を送金
MetaMask(メタマスク)ウォレットが作成できたら、取引所からMetaMaskにイーサリアム(ETH)を送金します。
各取引所からMetaMask(メタマスク)への送金方法は、以下の記事を確認してください。
UniswapでFLOKIを購入するには、ガス代(Gas fee)という手数料が発生します。
購入予定の金額よりも多めのETHをMetaMask(メタマスク)に入金する必要があります。
例えば、1万円分のFLOKIを購入するならば、プラス5,000円分ほど余裕を持って入金しておきましょう。つまり、15,000円をメタマスクに入金しておくと安心です。
ガス代(手数料)は、トランザクションの混雑具合によって高騰することがあるので注意が必要です。
Uniswapにアクセスする
それでは、ユニスワップ(Uniswap)でFlokiを実際に購入してみましょう。
まずは、ユニスワップのページを開きます。
まずは、ユニスワップ(Uniswap)の公式ウェブサイトにアクセスします。
フィッシングサイト等も存在するので、URLが正しいことを必ず確認してください。
Uniswapのページにアクセスしたら、右上の接続をクリックしてください。
MetaMaskをUniSwapに接続
ウォレットがいくつか表示されます。
今回は、MetaMaskを利用します。
キツネマークのタブをクリックしてください。
トークンを選択する
ここからは、購入手続きをするので一つ一つ確認しながら進めていきましょう。
「トークンを選択」をクリックします。
トークンを選択・検索
画面上部の薄い字が書かれている「トークン名またはアドレス」にFLOKI(フロキ)のコントラクトアドレスを貼り付けます。
2024年1月2日時点でのFLOKI(フロキ)のコントラクトは、こちらとなります。
0xcf0c122c6b73ff809c693db761e7baebe62b6a2e
上記をコピーして、上画面の赤枠部分に貼り付けをします。
コントラクトアドレスは、アップグレード等で変更されることがあるので必ずウェブサイトで確認してください。
貼り付けると以下画面のようにFLOKIトークンがユニスワップに表示されます。
FLOKIが表示されたらアイコンをクリックします。
警告画面が表示されます。
どのコインでも投資は自己責任となります。どんな時もDYOR(Do Your Own Research)が必須です。
取引時注意点やリスクを理解したら「次へ」をクリックしてください。
購入する数量を入力
購入したい額を半角英数で、イーサリアム(ETH)の数量を入力します。
「スワップ」をクリックします。
確認画面が表示されます。
数量等を確認してください。
「スワップを確認する」ボタンをクリックします。
最終確認をしてFLOKI(フロキ)を購入する
購入前に、もう一度取引枚数を確認してください。
続いて、ガス代(Gas fee)もチェックしましょう。ガス代は、手数料です。
FLOKIを取引する際のガス代は、通常$5から$10ほどになるかと思います。
ガス代が、$30などと高騰していることがあるので、そうした場合には、「拒否」をクリックして数時間から数日ほど待つことをおすすめします。
購入額とガス代の合計が問題なければ「確認」ボタンを押しましょう。
しばらく待っていると、FLOKI(フロキ)トークンのスワップが完了します。
最後に、購入したFLOKI(フロキ)トークンをMetaMaskで確認する方法を覚えておきましょう。
FLOKI(フロキ)をMetaMaskで確認する方法
Floki(フロキ)トークンの購入ができたらMetaMask上で確認してみましょう。
まずは、MetaMaskを起動します。
MetaMaskを起動する
MetaMaskのアイコンをクリックします。
続いて「トークンをインポート」を選択してください。
FLOKIのコントラクトアドレスを貼り付ける
カスタムトークンを選択します。
次にトークンコントラクトアドレス部分に、FLOKIのアドレスを貼り付けます。
アドレスは、以下となります。
0xcf0c122c6b73ff809c693db761e7baebe62b6a2e
上記をコピーして、貼り付けてください。
トークンシンボルに「FLOKI」と表示されました。
トークンの少数行数等は、そのままでOKです。
そのまま「次へ」をクリックします。
FLOKIをインポートする
インポート画面が表示されます。
トークン名と購入した残高が表示されました。
最後に「インポート」をクリックしてください。
これで、MetaMask上でFLOKIトークンの数量が確認できるようになります。
最後に
今回の記事では、Floki(フロキ)とはどんな仮想通貨何か?どこで買えるのかについて解説しました。
Flokiは、海外の取引所BinanceやRWAに特化したプラットフォームTokenFiもローンチしました。
これからも多くのニュースがあるということが期待できます。
強さや勢いのあるプロジェクトなので、今後の動向にも注目でしょう。